いや~~ 宮城県は先週から雨降りますね。(T_T)
現在、石巻市でトタン屋根の塗り替えをさせて頂いています。
(〇さま いつもお世話になっております。m(__)m)
屋根塗装は雨をもろに受けるので、
降水確率が高く、塗る作業しかない場合は
作業中止にしていますが、
降水確率 40% だと、かなり微妙なため現場で判断してます。
にしても先週 微妙な確率多すぎ(苦笑)
どの現場もそうですが、雨雲レーダーで
雨雲の動きを確認しながら作業しています。
ただ最近は20%でも雨が降ってきたりで、
なかなか思うように作業が進まない。orz
で、こちらの現場は雨樋の交換工事が追加となり、
雨樋の交換が完了しないと、
足場を解体できない & 1階の屋根の塗装もできなくなるため、
最悪4~5日間 空くかもなぁ~と考えていたら、
2015年 新築工事で塗装工事させて頂いたFC様から電話を頂き、
「外部の柱 塗装してもらいたいんだけど1回見てもらえます?」と
物凄くタイミング良くお見積りというか施工させて頂くことになり
本当にありがとうございます。m(__)m
(画像は2015年新築時に水分計で含水率を計測した時の画像です)
2015年 新築工事をさせて頂いた時の画像を探したんですが、
外部の塗装工事の画像は数枚しかなく、
室内の画像しかありませんでした。(>_<)
新築塗装工事の画像も当店のブログで使わせて頂きました。
2015年7月木部/雨ジミ除去
↑この記事はレブライトやノーベルABで柱の雨ジミを除去した記事です。
ブログ(SNSもそうですが)は、PCやスマホで簡単に数年前のことを
振り返ることができるので良いっすね。
【現場調査/木材保護塗料クリヤー5年後】
2020年6月19日 さっそく現場調査をさせて頂きました。
今年は暖冬のおかげでポスティングする時間が無く
できませんでしたが、毎年 ポスティングしながら柱の劣化は確認していました。
(自分の記憶では約2年ぐらいから疲れてきたなぁ~と感じてました)
新築時、使用した塗料は木材保護塗料のクリヤーで2回塗装。
現場調査時、FC様に「お寺みたくなってきたよね~」と言われ
たしかにお寺や神社っぽいですが、(^_^;)
どうしても劣化は避けられないので、
これを味・年季と捉えるか、古い・汚れと捉えるか難しいところです。
木材保護塗料で塗装したとはいえ、
表面にまったく塗膜を形成しない訳じゃないと思うので、
日当たりの良い部分に塗膜が残っているか
水分を付けてみると、素地まで濡れました。
(拡大)
木材の表側・内側の塗膜(クリヤー)は消滅している?と思いましたが、
他の部分を観察してみると、ところどころ塗膜が残っているようなので、
木材保護塗料が完全に消滅した訳じゃないようです。
「あく」みたく見えるのは、おそらくカビじゃないかなと。
桁は紫外線が当たりにくいので、
柱と比較すると良い状態だと思います。
なので、木材保護塗料のクリヤーでも
準外部なら、そこそこ待ちそうです。
新築時、垂木は塗装していないので、
垂木と桁の汚れ方を比較すると、
塗装しないより塗装した方が美観を維持できそうです。
少し話しがそれますが、
↑2016年1月の記事
木材保護塗料/屋外暴露8ヶ月 で
「一概には言えませんが、
Wp/木材保護塗料はクリアーより着色の方が耐候性に優れており、
着色でも薄い色より濃い色の方が耐候性に優れていると言われています」
と書きましたが、
当店の屋外暴露試験を観察し続けた結果
間違いなくクリヤ―より着色の方が耐候性に優れてましたが、
薄い色と濃い色の耐候性の差はそれほど無かったように感じます。
ただ塗料メーカーは色によって得手不得手があるようなので、
ほんと、塗料の選択は悩みます。
FC様邸で使用したクリヤーは
当店で屋外暴露試験でも使用していて約5年経過してます。
屋外暴露試験は南面 約45度に傾けているため、
紫外線劣化は約1.5~2倍 & 雨や濃霧・塩害などもあるため、
垂直面とは比較にならないぐらい劣化は促進します。
屋外暴露試験2年と垂直面5年は似てるかなと思い比較してみると、
似てるっちゃ~似てますけど、南面45度の方が若干 劣化が早いですかね。
これはたぶん雨などの水分の影響かなと勝手に推測してます。
で、隣のパイン(黄色っぽい色)とクリヤーを比較すると、
これだけ退色に差があるので、
少しでも色が付いていた方が良いと思います。
そろそろ廃棄する予定ですが、
当店の木材保護塗料/屋外暴露試験は5年経過します。
この中で一番耐候性に優れていた、
この塗料で塗装させて頂きます。
屋外暴露試験は疑似試験(キセノンなど)より
信憑性は あると思いますが、
環境などによっても耐候性は変動するため、
絶対はありませんが期待しています。(^^)
実際、岐阜県の株式会社むらせ塗巧舎の村瀬さんも
木材保護塗料/Wpの屋外暴露試験を行っていて、
結果を教えて頂くと、耐候性が劣っている塗料は一致しましたが、
優れている塗料は一致しませんでした。
時間があれば、もう一度暴露試験を行ってみようかな。(^^)
で、6月25日
柱と桁をBOCSHのランダムサンダーと
オービタルサンダーで研磨。ペーパーは#80。
#120でも簡単に除去できるかなと思っていたんですが、
意外としぶくと14時頃まで かかりました。
(途中、#80のペーパーが無くなり買いに行ったロスもありますけど(苦笑))
このあと すぐ雨が降ってきたため、作業中止しました。
以上、木材保護塗料/Wpのクリヤー塗装 5年後 でした。
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