阿部塗装店.BlogⅡ

水性塗料は塗面が何℃だと凍るか?

この記事の所要時間: 355


当店では1月~2月から開始する外壁塗装/屋根塗装を
お勧めしていない理由の一つが 外気温 です。

年々、暖冬傾向にあるので、
あと10年ぐらい経てば、雪が少ない石巻や東松島市でも
普通に仕事できる気温になるかな?と思っていたんですが、
今年は例年以上に寒く厳しい冬です。(^_^;)
  
で、塗料や塗装に携わってない方は、
おそらく天気予報で「今日の最高気温は5℃」と聞くと
日中の最高気温が5℃前後と考えると思うんですよ。たぶん。
でも、 現場では方角も違えば・日射量や塗面の蓄熱などが異なるため、
現場での気温(外気温)と天気予報の最高気温は リンクしないんです!

って、ドヤ顔で言ってますが、
2010年から外気温などを測定してから気づいたんですけどね(笑)

2010年外気温を測定し始めたブログの記事
暑い+黄砂 ←クリックして頂けると以前のブログの記事をご覧いただけます。
で、この記事より詳しい詳細が記載されているページを発見。


気象庁高層気象台(JMA-10型地上気象観測装置)

(1)電気式温度計(白金抵抗型)

電気式温度計は、温度変化とともに電気抵抗が変化する材料の抵抗値を測定することにより温度を求めます。使用する材料には、高い純度が得られ、熱的、化学的に安定で伸張性にも優れている白金を用いています。感部は雲母や磁器などの薄板上に白金線を巻き熱伝導度が優れ腐食しにくいステンレスなどの保護管に納め完全防水しています。

屋外で気温、湿度を測定するには、日射や風雨の影響を受けないようにする必要があります。このため温度・湿度センサを通風筒の内部に設置して測定します。気象庁の使用している通風筒は二重の円筒となっており、その間に断熱材を入れて日射や反射光が直接センサに当たらないような構造になっています。また、常にファンにより通風(約4~7m/s)しています。また、温度・湿度センサを日射や風雨から守る役割もあります。

(2)電気式湿度計(静電容量型)

湿度計の感部は、高分子膜を絶縁体としたコンデンサ構造で、この高分子膜の吸湿性を利用し、相対湿度の変化による静電容量の変化を電気信号に変換する構造になっています。

引用元:地上気象観測の概要 http://www.jma-net.go.jp/kousou/obs_first_div/surface/index.html


なので、現場の外気温と天気予報がリンクしないのが当たり前ですが、
意外と知らない人が多いです。(俺も8年前まで知りませんでした(恥))
だからといって、冬の北面も普通に水性塗料で塗装できる!と言う話ではありませんので~~。

水性塗料は塗面が何℃だと凍るか?


2018年2月1日の15時の気温が約4℃だったので、
ここから気温は間違いなく下がります。
ALC(ヘーベル/パワーボード)に水性塗料を塗装することにしました。


塗面は外気温より1~2℃低い2℃ぐらい。


普通に5~7%ほど希釈した水性塗料を塗装。
上段は水性フッ素・中段は水性ウレタン・下段は上段と同じ塗料ですが、


午前中に上塗り1回目を塗装しているので、上塗り2回目になります。


物置の前に使わない窯業系サイディングボードがあったので、
こちらにも塗装してみました。


水性ウレタンを塗装してある木部があったので、こちらにも塗装。


約1時間20分後にどれだけ乾燥したか確認。
画像だと分かりづらいので、動画にしてみました。
(↑の画像をクリックして頂くと、動画をご覧いただけます)

外気温が0~4℃でも塗膜の表面が乾燥しているから塗装OKではありません。
今回は塗膜が凍るか凍らないかを確認しているだけですので~(^^)


外気温-4℃なら、さすがに凍るだろうと思い
同じように水性ウレタン・フッ素・ラジカルシリコンを
この一斗缶に塗装することにしました。(18時ごろ)


2時間後、塗膜を確認すると全然乾燥せず塗料のままでした。
まぁ~普通に考えれば当たり前ですよね~。

ただ、


塗料のまま艶々の塗料もあれば、


艶消し状になった塗料もありました。
おそらく若干凍っている。もしくは凍ってきているんだろうと思います。


で、翌朝 外気温-6℃とかなり冷え込みました。


水性ウレタンは強く指で擦ると塗料/塗膜が付いてきましたが、
ある程度表面乾燥はしていました。
 

ラジカルシリコンも強く擦ると若干 指についてきましたが、
水性ウレタンより全然良かったです。こちらも表面は乾燥していました。


水性フッ素はまったく艶が無くなりましたが、
こちらも表面乾燥はしていました。

残念なことに、この日は夜露/霜が落ちなかったので
ある程度乾燥しましたが、夜露が落ちていたら結果は変わっていたと思います。

にしても、なぜこの塗料メーカーの水性塗料は凍りにくいんだろうな~
おかげで今回の実験は失敗でしたが、塗料メーカーによって凍りにくい塗料もある。と
気付いたので、収穫のある実験だったと自負しております!(負け惜しみに聞こえるか(笑))
 
凍る/凍りづらいはありますが、
低温時、DIYで水性塗料を塗装する場合はお気をつけください!(^^)


次の記事は「凍った水性塗料の付着性は変わるのか?」の予定です。

 

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