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宮城県石巻市BB様邸 現場調査と外壁塗装開始!

この記事の所要時間: 235

今年の冬は暖冬傾向にあるような話でしたが、
石巻は普通に2月上旬まで寒かった。(>_<)

で、2月下旬からは 例年より暖かい傾向が高い と言う予報だったので、
BB様には「気温によって作業開始日が変わりますが、
2月下旬~3月上旬から作業開始させてください」とお伝えし
2月27日から作業を開始となりました。m(__)m

現場調査/2018


2018年2月に当店のチラシをご覧頂きお問い合わせ頂きました。m(__)m
翌月、現場調査を行い
前回の塗装は何年前ですか?とお聞きすると、
旦那様が「約10年前、自分で塗料販売店で塗料を購入し、脚立一つで
外壁・屋根・破風・雨樋を塗装したんだ」という返答に驚きました。(^^)


外壁を調査すると、南・東・西面に塗膜の発泡が無数にあり、
考えられる原因は水分や溶剤・空気・錆・蓄熱・既存の塗膜など色々とありますが、
原因が1つじゃない場合もあるので、これが原因だ!
と特定するのは難しい。と言いつつ「熱」は関係しているはず。


既存の塗膜は劣化が進行し退色と光沢の低下・チョーキング現象が発生していました。
(色が濃くなっている部分は指で擦ったところです)


外壁はサイディングボードで張られ方は、通気工法と直貼りの2種類がありますが、
BB様邸の外壁は直貼りのような通気工法のような、ちょっと判断しにくい貼られ方でした。


サイディングボードの裏側が どれだけ湿っているか水分計で計測してみると、
3~20%で、もの凄く湿っている部分は少ないようでした。
あくまでも、この方法は目安的なものですが、
まったくなにも無いよりは良いと思い行っています。


最後にもう一度 外壁の発泡はなんだべなぁ~と
考えていると発泡した塗膜が破れている部分を発見。
(現場調査で発泡など破けないので)


発泡の裏側(底)を肉眼とパソコンで確認すると
材(サイディングボード)や新築時の塗膜ではなく、
一番上の塗膜で発泡の裏側の縮れ具合を確認すると
原因は水分ではなく溶剤の可能性が高いと判断。


ただ、溶剤だけが原因と考えた場合、
シーリング/コーキングも外壁と似たような条件なので(差は蓄熱性ぐらい?)
シーリングの上の塗膜も発泡していないとおかしいんですけど、
発泡していないため、原因は溶剤だけじゃないと思うんですよね。


次に屋根はカラーベスト/コロニアルでミュータスというタイプで
石巻市~東松島市では、かなり珍しいと思います。

ミュータスは普通にタスペーサー設置可能なのか、
こればっかりは、作業してみないと分からない部分ですが、
タスペーサーを製造している「セイム」にお聞きすると
普通に設置可能らしいです。


セイムさんに伺う前にタスペーサー02を半分に切断して、
こんな感じで設置したらOKでしょ?と考え
この設置方法で大丈夫ですかね?とセイムさんに伺うとNGでした。

まぁ~普通に考えたら
メーカー的にOKっすよ!とは言わないですよね(笑)

現場調査報告

外壁
現場調査で一番気になったのは
やっぱり外壁の発泡で、原因は特定できませんが、
「溶剤」が関係している可能性が高いと思うので、
使用する塗料は油性(弱溶剤)では無く
水性でお見積りさせて頂きました。

屋根
屋根にはタスペーサーという部材を設置できるかどうか
作業してみないと分かりません。
それと、既存の塗膜の付着性が悪い場合、
油性では無く水性塗料へ切り替える場合もあります。

他にも色々とご説明させて頂き、
着工は2019年3月とさせて頂きました。m(__)m
(約1年もお待ち頂き本当に申し訳ございません)

時間があれば、作業内容を更新していきたいと思います。

ミュータス カラーベスト コロニアル 

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