作業13日目 養生など
前日の続きで、養生などを行いました。
養生は撤去後、綺麗に線が出るように
マスキングテープ(カモイ/246S粗面)を貼ってから
マスカー(ビニール)で養生をしてます。
換気する開口部は塗装する時に不織布やシートで養生を行いますので、
このままの状態で完了となります。
マスカー(ビニール)で養生すると、
バサバサと音が出そうな部分は不織布(薄い布)で、養生をしました。
自称ですが不織布養生は当店オリジナル養生となります、(笑)
次にエアコンカバーなどを撤去(仮撤去)などを行いました。
こういった蛇腹も一緒に塗装してしまえば、撤去する手間を省けるんですが、
撤去(仮撤去)した方が、綺麗に仕上がると思うので、
今回も撤去できる物は撤去させて頂きました。
エアコンカバーも一旦撤去しました。
こんな感じでカバーを外し
ホースを養生しました。
この部分はシリコーンシーラント(塗料を弾くシリコン)が充填されているため、
このままの状態で塗装します。
このBOXにもシリコーンシーラントが幅広く充填されているため、撤去は諦めました。
電機メータは撤去しませんが、
電機メーターの下にシリコーンシーラントが充填されていました。
これでは雨水が抜けなくなる/抜けにくいため、
できる限り撤去しましたが、かなり奥まで充填されているようです。
長いヘラで確認すると貫通しているので、これで雨水は抜けると思います。
換気フードは変成シリコンが充填されていて、
汚染(ブリード)しているので、弱いシンナーで除去。
雨樋の目荒らしも途中だったので、ケンマロンで目荒らしを行いました。
この目荒らしは、想像以上に手間がかかり塗装すると分かりづらくなりますが、
付着性を考えると、目荒らしは必須となります。
この日で養生は ほぼ完了しましたので、
明日からはちょこちょこ塗装していきます。
作業14日目 破風の裏側錆び止め・ブリード制御
14日目から本格的に塗料を扱うため、
お隣の車に不織布のカーシートをかけさせて頂きました。
破風の裏側はケレン・清掃済みですが、
念のため、塗装前にブロワーで清掃します。
使用する錆び止め塗料は
関西ペイントのスーパーザウルス(白色)です。
錆び止めも1液形と2液形があり、防錆力と付着性は2液形の方が
優れていると言われてますので、当店では基本2液形の錆び止めを使用しています。
3~4%希釈して、錆び止め塗装開始!
破風の裏側の錆び止めが完了したので、
次にブリード除去したコーキングの上にブリードを制御する塗料を塗装します。
使用した塗料は関西ペイントのアレス水性エポレジンです。
とりあえず、今日は軒天と外壁の入隅のみ塗装。
次は出窓の軒天と外壁の入隅にシリコーンシーラントが充填されていて、
(普通は変成シリコン等なんですけどね。(^_^;) )
外壁にも付着していたため、
1kg 15,000円以上もするプライマーで、
塗布しました。
基本的にはシリコーンシーラントに塗料はのらないので、付着は悪い傾向にあります。
エアコンカバーなどにも塗布。
破風/鼻隠しにも塗布。
どうもシリコーンシーラントが好きな業者さんだったらしく
いたるところに充填されています。
ペンキ屋的には orz こんな感じです。(^_^;)
それとアンテナの金具の根元に
コーキングをもう一度充填しました。
換気フードを養生している時、一ヶ所クラックが入っているところがあったので、
スムースエポ(エポキシ)を充填というか注入して、
ひび割れを埋めました。
破風の裏側を塗装してから4時間以上経過しているので、
錆びやすい部分にもう一度錆び止めを塗装。
これで少しは錆びにくくなるはずです。
余った時間で軒樋や集水器などを目荒らして、
この日の作業は完了しました。
もうちょっと早めに更新したいんですが、帰宅すると
うちの怪獣に「せいきょう いこ」とか「こんびにいくよ!」と誘われ、
夜は夜で「おとうしゃん はやくねるよ!」と逆に寝かしつけられるので
ホント 困った むすめ です。(と言っても、嬉しんですけどね(笑))
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