2024年3月11日
軒天の既存の塗膜とセラマイルドの
付着を確認しましたが、やはり駄目でした。
1日経過したので、
良くなっていることを
祈りましたが願い届かず(^_^;)
ここは完全に駄目でした。(^_^;)
下塗りを3種類用意しました。
ハイパーシーラーエポは
カタログにも非水分散型塗料はNGと
記載されていますが、
塗料販売店に伺ってみると、やはりNGでした。
残りの2つはOKですので、
試し塗りします。
軒天は吸い込みが激しく
カタログより乾燥時間は早くなるため、
作業終了前に付着性を確認します。というか
付着が気になって仕方がありません(笑)
既存の塗膜と下塗りの付着性が良くても
下塗りと上塗りの付着が悪いと
意味がありませんので、
一斗缶に下塗りを塗装し確認します。
ケイカル板が物置にあったため、
裏側を使って付着性を確認します。
このケイカル板はたしか中越アドバンスで
弱1エポでは付着が悪かった記憶があります。
北面の破風/鼻隠板と軒樋の下地処理を行います。
破風と軒樋の間は手も刷毛も入らないため、
軒樋の爪を一旦外して、
軒樋を浮かせて下地処理を行います。
破風/鼻隠板もガルバリウム鋼板で
汚れや白錆が発生しているため、
エヌグリットで下地処理(ケレン)を行います。
吊り金具はワイヤーブラシでケレン。
唐草もケレン。
唐草は軒樋に隠れてしまうため、
下地処理や下塗りが省略されやすい部位です。
軒樋下地処理中。
東面 下地処理中。
鼻隠板の裏側の錆が進行しています。
これ以上はケレンできませんので、
錆止めを2回塗装し錆の進行を抑えます。
錆転換剤という赤錆を黒錆に変えて
錆を安定させる塗料もあり、
水性の錆転換剤は
錆のプラスとマイナスの
バランスが良くなる効果はあると思いますが、
防錆力は錆止め塗料に劣ってしまい
剥離のリスクなどを考慮すると
錆止め2回塗りの方が
剥離・錆びにくいと思います。
当店の実験の経過を確認すると
錆転換剤の方が早く錆びる塗料もあります(笑)
明日は1階の東・西面の破風の下地処理と
塩ビパイプを一旦外し作業する予定です。
東日本大震災から13年が経ちました。
13年前は雪が降り本当に寒かった記憶があります。
14時46分
黙祷させていただきました。
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