5月14日 塗装工事着工 1日目
工事の着工が遅れてしまい
大変申し訳ございません。
塗装工事は下地処理などに時間がかかるため、
外から見ると進み具合がわかりにくい部分もあります。
少しでも工事の状況が伝わるように、
わかりやすい工事記録を作成してまいりますので、
何かお気づきの点などございましたら、
お気軽にお声がけください。

8時頃 到着。
お車の移動ありがとうございます。m(_ _)m

南面の雪止めは、
太陽光パネルの架台から
ベルトで引っ張られている状態です。
この雪止めの商品名は断定できませんが、
おそらく「ニイガタ製販 屋ネット」系だと思います。
カタログはこちらです。
現在は形状など変わっているかもしれません。

軒先側は、唐草にフックを掛けて設置されています。
ワイヤーを簡単に外せる状態であれば
一度撤去したいところですが、
現状を見る限り、簡単に外せそうではありません。
また、確実に復旧できる自信がないため、
今回はこの状態のまま塗装させていただきます。

屋根材はガルバリウム鋼板で、
雪止めはアルミもしくはステンレス製のため、
異なる金属が直接触れると、
雨水の影響で異種金属接触腐食が
起きる可能性があります。
そのため、雪止めの下にはポリカ板を敷き、
屋根材と雪止めが直接
触れないようにされています。
ポリカ板の空洞部分には汚れがたまりやすく、
ポリカ板と屋根材の密着部分に雨水が入り込むと、
乾きにくくなることもあります。
ガルバリウム鋼板は、
雨水が停滞する部分では錆が発生しやすくなることがあります。
こちらは南面のため比較的乾きやすい場所だと思いますが、
雪止めの下や周辺は塗装できないため、
その部分は未塗装になるデメリットがあります。
この状態では雪止めの下や周辺の一部に
塗装できない箇所が発生いたしますので、
あらかじめご了承ください。

軒樋の商品名がわからなかったため、
磁石を当てて確認してみると、反応があったため、
パナソニックのアイアン製軒樋で、
商品名は「NF-1」です。
NF-1は一般的な軒樋よりも
グレードの高い軒樋のようです。
竪樋はレギュラータイプです。

アイアン製の軒樋は、
内部に薄い鉄板が入っているため、
歪みなどには強い一方で、
切断面から雨水が入り込むと
錆びやすい特徴があります。
ジョイント部分には
シーリングを打ち込んでみますが、
塗装後も錆汁が流れてくる可能性があります。

屋根に上がり棟換気を確認すると
磁石の反応がありますので、
ここも塗装します。

屋根はガルバリウム鋼板で
横葺きで長尺横葺きではなく
定尺横葺きのため、ジョイントがあります。
トタン屋根の下地処理は手間がかかるため、
高圧洗浄だけで済ませる業者も多いです。
今の錆止め塗料は付着性が良く
高圧洗浄だけでも
すぐに剥がれることは少ないと思いますが、
塗料の性能だけに頼るのではなく、
ケレンを行うことで、
さらに付着性を高めることができます。
手作業なので時間はかかりますが、
下地処理は塗装後に
やり直しがきかない部分です。

唐草には汚れが付着しているため、
下地処理しながら汚れを除去していきます。

インパクトドライバーに
エヌグリットというブラシを装着し
回転させて下地処理を行います。

下地処理後(ケレン)。

横葺きと横葺きの重なり部分の
「ハゼ」をエヌグリットで
下地処理していきます。
このエヌグリットはハゼ専用のブラシですが、

ハゼの高さが少し高いため、
うまく折り曲げ部分の
下の汚れを除去できませんでした。

画像だとわかりにくいんですが、
まだ汚れが付着しています。
このまま塗装して塗膜が剥がれたとしても
早期に錆びる訳ではありませんが、
塗ってて気持ち悪いので、
色々考えた結果、

ケンマロンという研磨材でケレンしてから、

硬いブラシで、

擦ると綺麗に除去できる感じでした。
ただ・・・めちゃくちゃ手間がかかりそうです。

ここまで綺麗に除去できればOKです。

トタン屋根の広い部分は、
エヌグリットで下地処理を行う予定でしたが、
実際に作業してみると、
塗膜が磨かれるような感じになり、
思っていた以上に
滑りやすくなってしまいました。
手作業で下地処理を行った部分は
滑りにくかったため、
今回は無理をせず、
すべて手洗いで
下地処理を行うことにしました。
屋根の勾配も4.5寸〜5寸ほどあり、
その勾配も滑りやすくなった
原因の一つかもしれません。

空研ぎ(ドライ)で下地処理を行うと
削れたケレンカスで足元が滑りやすくなるため、
水研ぎ(水洗い)で下地処理を行います。

水道のホースがなかったため、
バケットに水を汲みながら水洗いを行うと、
汚れや劣化した塗膜のチョーキングで、
水がここまで汚れました。
見た目以上に表面には汚れや
チョーキングが付着しています。

明日は水道ホースを持参し、
屋根全体の水洗いを行う予定です。
本日は、ハゼの中にたまった汚れを
ケンマロンで除去していきます。

この形状の唐草は、初めて拝見しました。
唐草だけでは雨水が軒樋に入りにくいため、
水切りを追加しているのかもしれません。

棟換気口は汚れを除去しにくい感じで、

エヌグリットでは除去しきれませんでした。

#150番手のぺーパーで研磨すると
いい感じで除去できました。

細かい部分もペーパーでケレン。

南面のハゼの中のケレンも完了。

13時ごろに雨が降り、屋根に上がれないため、
破風の状態を確認しました。
破風には、点錆のようなものが発生していました。
ガルバリウム鋼板の錆は、
白錆から赤錆へ進行するため、
いきなり赤錆が出てくるとは考えにくく、
カビなのか錆なのか、
現時点でははっきり判断できませんので、
南面や西面にも同じような点錆があるのか確認してみます。
明日、屋根の水洗い(研磨)を行います。

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