13.5日目 雪止めケレン→錆び止めなど/8月1日
今日は雪止めのケレン(錆落とし・目荒らし)と錆び止めを塗装します。
8時18分に屋根の表面温度を計測すると、もう53℃もありました。(^_^;)
雪止めに「18ステンレス」と刻印があるので、
430系(クロム系ステンレス)だと思います。
SUS430なので、磁石がつきます。
(SUS304だとつきません/つきにくい)
SUS430でも錆が多く発生していました。
すべての雪止めがこのように錆びている訳では無く
錆が発生していない雪止めもありました。
錆びはブラシやケンマロン・エヌグリットなどを使い落とします。
エヌグリットは#60より#120の方が弾力性があり研磨しやすかったです。
(上の画像をクリックして頂くと
雪止めケレン→錆び止め塗装の動画をご覧いただけます)
ケレン(錆落とし)・目荒らし完了。
錆び止めを塗装するより、ケレンの方が時間がかかります。
錆び止め塗料は大日本塗料のエポティです。
一般的な錆び止め塗料は23℃で4時間以上7日以内と塗装間隔が短く、
屋根の表面温度が50~70℃上昇すると、塗装間隔はさらに短くなり、
層間剝離になる可能性があります。
大日本塗料のエポティは30~40℃だと
塗装間隔が5~6時間以上14日以内と長く、鉄・非鉄でもOKなので、
外気温と付着を考慮しエポティで塗装する事にしました。
ペンキと硬化剤を指定の比率で計量混合→撹拌。
屋根の表面温度は50℃前後ですが、
塗料は35~37℃なので可使時間を1.5時間に設定。
1.5時間経過してもゲル化してませんが廃棄します。
雪止め 錆び止め塗装。
屋根にエポティが付いても剥がれることは無いと思いますけど、
下にアルミ板を敷いた方が早く綺麗に塗装できます。
雪止め 錆び止め完了。
次に棟にシリコーンシーラントが充填されていて汚れているので、
弱いシンナーで汚れを除去。
シリコンカバーを塗布し
この日の作業は完了しました。
それと隅棟の広い面だけエヌグリットでケレンしました。
明日は棟などに錆び止めを塗装します。
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