8月25日に足場設置完了。
足場は毎回
高さや危険な場所などが異なるため、
朝一確認を行いました。
シーリングと塗膜の付着性を確認。
新築時にシーリングは幅10ミリ
厚さ10ミリ打設されており、
打設後塗装されているため、
シーリングの紫外線劣化は、かなり少なく
弾力性もあり、縦目地に関しては
裂けている部分はありません。
通常、外壁塗装(窯業系サイディングボード)の
塗り替えの場合、
縦目地は打ち替えを行い
窓廻りは打ち替え・増し打ちを行いますが、
この状態で打ち替えする意味が本当にあるのか?
自分の家なら打ち替えするか?など
色々考えると私なら手を加えません。
で、お見積り提出時に
シーリングに関して、ご説明させて頂き、
今回も縦目地は打ち替えしませんが
2箇所ほど、痩せている部分がありますので、
こちらは打ち替えいたします。
(窓廻りは数カ所手を加える予定です)
シーリング部分に
マスキングテープを貼り剥がしてみると
新築時の塗膜と12年前の塗膜が
ところどころ剥離しました。
それと12年前の塗膜だけ
薄っすら剥離した部分もありました。
12年後の結果を確認させていただくと
動くシーリング部分に
(ワーキングジョイント)
塗膜が硬いバリヤープライマーを塗装すると
割れやすくなる傾向にあると感じました。
塗膜の割れは
サイディングボードや家の動きまでは
読めませんので、しょうがない部分ですかね。
高圧洗浄でどれだけ剥離するか
確認してみます。
前回、ひび割れ(クラック)処理を
行った部分は再発していました。
再発部分は、
前回ひび割れが小さく
深く掘らなかった部分のみです。
震度6が2~3回・震度5が数回あるため、
やはり再発する可能性は
どうしても上がってしまいます。(^_^;)
今回は前回より深く掘っていきます。
お勝手口の上のシーリングの一部が
地震で圧迫され押し出されていたため、
部分的に撤去。
軒天の色は白ですが、
ブリードしているような部分がありました。
どう考えてもブリードする訳は無いので、
弱いシンナーで拭いてみると、
バリヤプライマーが茶褐色になり、
これが犯人でした。(^_^;)
寄棟の北面の軒天ですので、
紫外線ではなく、熱で
茶褐色なってしまったのかも。
この変色は足場に上ってじっくり見ないと
わかりにくい部分ですが、
そういう問題じゃないので、
かなりショックでした。
これ塗料メーカーも
気づいてないんじゃないかな?
次回からは上塗りの色が白系・淡彩の場合は
白いバリヤープライマーか
水性エポレジンの方が良いと思うので、
今回は水性エポレジンで補修します。m(_ _)m
土台水切りをケレン・目荒しを行います。
使用した研磨剤は
エヌグリット・ケンマロン・ペーパーです。
霧除けもケレン。
霧除けの勾配は、ほとんど無く
どうしても雨水が溜まってしまうようです。
前回ここまで下地処理しましたが、
ところどころ錆が発生していました。
最後に南面のシーリングを10cm切り
伸ばしてみると、
40cm以上(300%)伸びるため、
やはり今回も打ち替えは不要ですね。(^^)
コメント