前回と似たような記事になってしまいますが、7.5日目と8日目(半日分)です。
作業内容は養生(マスキングテープ)→
専用プライマー塗布→ボンドブレーカー(2面接着)→
コーキング充填→養生撤去です。
ボンドブレーカーを貼ってからプライマー塗布してもOKだし、
プライマー塗布してからボンドブレーカーを貼ってもOKですが、
理想は後者なので、後者で作業を進めました。
↓この「差」はyoutubeにUpしてます↓
コーキング/シーリングの2面接着の理想
プライマーを塗布する前に目地をブロワーで清掃。
プライマー(シャーピープライマー/P-50)をたっぷり塗布。
色が濃くなっている部分が塗布後です。
プライマー塗布後は30分以上8時間以内にコーキングを充填してね~。
という制限がありますが
これは20~23℃の時の話なので、
1時間以上乾燥させてからコーキングを充填しました。
次に目地底にポリエチレンのボンドブレーカーを貼ります。
目地の幅が10㎜とは限らないので、6~12㎜のボンドブレーカーを使い分けます。
基本的に窯業系サイディングボードの目地は「ワーキングジョイント」と呼ばれ
動きがあるため、3面接着ではなく2面接着が理想というか
2面接着じゃないと裂け・切れやすいです。
以前、現場でコーキング屋さんに、ボンドブレーカーのことをお話すると、
「ボンドブレーカー??なにそれ知らないけど。
ハットジョイナーがプラスチックの場合、3面接着にならないから大丈夫だよ!」
って、大丈夫じゃないでしょ。∑(O_O;)Shock!!
でも、同業者の現場でコーキング屋さんがボンドブレーカーを貼らず
コーキングを充填しているのを見たことがあるので、
意外とそんなもんなのかもしれませんねぇ~。
ちなみにプラスチックのハットジョイナーにプライマー塗布→コーキング充填すると
こんな感じで接着してしまい間違いなく3面接着なります。
と、いっても今回のCO様のハットジョイナーには
ボンドブレーカーが貼られてませんでしたが、
簡単に撤去できたのは、なんでだべ????
目地底にプライマーが付かないように塗布したのかなぁ~
んな面倒なことしませんよねぇ~普通。
で、話は戻り目地幅に合わせて、ボンドブレーカーを貼り、
少しでも厚くコーキングを充填して完了。
コーキングを充填している時、忙しかったので画像がありません。(T_T)
これで7.5日目の作業完了です。
8日目は朝一 現場調査があったので、11時頃から作業開始。
前日、プライマーを塗布した部分にコーキングを充填できなかったので、
再度プライマーを塗布。
15時頃に作業が完了。
これで予定通り水洗いができます。
目地に充填したコーキングは
シャープ化学工業株式会社のヘンセイシリコーンNB-LMです。
色は外壁の色と似たような色でNp-152。
大体39本使いました。
余裕があれば、コーキングとコーキングの付着性テストと
劣化したコーキングと新しいコーキングの弾力性の差を
違うページで更新したいと思います。m(__)m
コメント