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宮城県東松島市【外壁塗装】CO様邸 12日目 可塑剤移行防止プライマーと養生

この記事の所要時間: 247

この日は窓(開口部)などを養生し
撤去しないコーキングに「可塑剤移行防止プライマー」を塗装しました。
 
撤去しなかったコーキングはノンブリードタイプ(汚染しにくいコーキング)ではなく
ブリードタイプというか普通のコーキング(汚染しやすいコーキング)のため
塗装後、またブリード現象が発生し汚れてしまう可能性があります。


今回 使用した塗料は水性2液形のアレス水性エポレジン。

可塑剤防止プライマーは何種類か販売されていますが、
溶剤系(強溶剤)は塗膜が硬く割れやすい傾向にあるため、
伸縮を繰り返すコーキングには水性エポレジンか
シープラがベストかなと思っています。
と言っても、コーキングはゴムのように弾力性があり、
塗膜はコーキングのように弾力性が無いため、
水性エポレジンなどを塗装しても割れやすい傾向にあります。
 
結局、割れるのかよ!とツッコまれそうですが、
溶剤系の可塑剤移行防止プライマーよりは割れにくいだろう。
という説明でした。m(__)m


 まずは窓をマスキングテープやマスカー(ビニール)で養生。
窓周りのコーキングは充填してから11日経過しているので、
窓の上のコーキングに小さなゴミなどが付着しています。
(ちなみにコーキング充填から11日経過していますが、
コーキングと塗料の付着性は良好です)

 
コーキングは11日経過しても、まだベトツキがあり、
ラスターなどで掃いても綺麗にならないため、
粗面用のマスキングテープを貼り


 ホコリや小さなゴミなどを除去したんですが、
この画像だと全然分からない(苦笑)


拡大すると、除去前はこんな感じで、ホコリや小さなゴミが付着しています。


除去後です。
いつもならシンナーで拭くんですが、時期が時期だけに乾燥に時間がかかるため
今回はマスキングテープで除去してから、水性エポレジンを塗装します。
 

水性エポレジンは2液形の塗料で主剤が5
硬化剤が1と指定の比率があるので秤で計量。


撤去しなかったコーキングは外壁と軒天の入隅の部分と
(白色で塗装されている部分が可塑剤移行防止プライマー塗装後)


厚みが10㎜以上充填されていた部分だけです。
この部分は弾力性があるので、撤去する必要は無いと判断しました。
 

かなり分かりずらいですが、
軒天と外壁の入隅のコーキングに可塑剤移行防止プライマー塗装後です。


水性エポレジンを塗装後に軒天を塗装したかったんですが、
塗装間隔は23℃で4時間以上7日以内となっているため、
この日は塗装できませんでした。


 昼休みにコーキングとコーキングの付着性テストが、
どれだけ硬化しているか確認してみると


やっぱり2日で4~5㎜程度 硬化していました。


9㎜前後 充填したコーキングはこんな感じで、まだ中の方は未硬化でした。


水性エポレジン塗装後、欠けていた部分に


弾性ウレタンパテを充填。
これが2~3ヶ所程度ありました。


次にガスメーターを養生し


ケレンを行いました。
ガス管を押さえているサドルを撤去すると、かなりグラグラするので、
今回もこのままの状態で塗装します。


中途半端な時間になってしまったので、南面の土台水切りをケレン。


ケレン後 ブロワでケレンカスを飛ばすと、水が・・・・。

水洗いした時の水だとは思うんですが、
この日で3日乾燥させているのになぜ??
しかも南面で。

サイディングボードは外壁通気工法ですが、
胴縁が横なので少し水滴が溜まっていたのか?

色々考えてもしょうがないので、他にも水滴が出てくるか
ブロワで風を送ってみると、どうもこの場所だけでした。


こうなると、めちゃくちゃ気になるので含水率を計測してみると、
あれ?普通じゃない?と思い安心しましたが、


 少し上の方を計測してみると
 25~27%ってスイブンケイ コワレタ???
 
この日から、毎日のようにサイディングボードの
含水率を計測することになりました。

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