いや~ 娘が風邪を引いてしまいました。(>_<)
一昨日の夜、寝ながら咳するな~と思い熱を測ると 38.8℃ あり、
病院へ連れていくと、インフルエンザや溶連菌では無いようなので安心しました。
帰宅後も本当に熱あるの??って思うぐらい元気が良いので、
子守している俺は本当に助かってます(^^)
凍った水性塗料の付着性は変わるのか?
凍った水性塗料(WF=水性1液形フッ素樹脂塗料 Wsi=水性1液形ラジカルシリコン)を溶かし
関西ペイントの水性エポレジン(水性2液形エポキシ樹脂塗料)の上に塗装。
南面で約10日間乾燥させました。
ちなみに関西ペイントの「水性エポレジン」はアルミとの付着性は多分NGっぽいです。
(カタログの適用下地は窯業系サイディングボード・モルタル・コンクリートなどと記載されています)
水性エポレジンから剥がれると付着性テストする意味が無くなってしまうので、
付着性を向上させるために水性エポレジンを塗装する前に 目荒らしを行い付着性をUPさせました。
と言って、水性エポレジンから剥がれたら、おしょすい(笑)
塗料は凍ってしまうと、メカニズムが破壊され塗膜性能が発揮できなくなる。
もしくは発揮しにくくなる。と聞いたことがあるので、
ガムテープを貼り剥す方法だけでも、塗膜は容易に剥がれるだろうと
予測していたんですが、俺の期待を裏切る結果となりました。
次にざっくりですが、カッターで碁盤目状にカットし
ガムテープを貼り剥すと、
WF=水性1液形フッ素樹脂塗料
普通に付着性がありました。(ちょっと失敗したけど)
今回の碁盤目は1~4㎜ぐらいですが、1~2㎜が理想で
ガムテープではなくセロハンテープを貼り剥すのが一般的だと思いますが
ペンキ屋はガムテープを使うことの方が多いような気もします。
Wsi=水性1液形ラジカルシリコン
こちらも普通に付着性がありました。
で?実験結果は水性塗料は凍っても付着性はある。でしたが、
凍ってない塗料と比較すれば、落ちると思うし
耐候性・低汚染性なども発揮されない可能性が高いため、現場での使用はNGとなります。
(どこの塗料メーカーに聞いてもNGと言われるはずです)
超低温時の下塗り塗膜と中塗りの付着性
水性下塗り塗料は再溶解(再水解)するのか?で、使用したアルミ板に
もう一度ガムテープを貼り剥すと
やっぱり付着不良だった塗膜は付着不良のままでした。
良好・微妙だった塗膜は剥がれてきませんでした。
このアルミ板に関西ペイントの「ダイナミックMUKI」の
中塗りと上塗りを塗装し約10日間乾燥させました。
良好だった下塗り塗膜とダイナミックMUKI(中塗り/ウレタン?)の
付着性は中塗り塗膜だけが剥がれてこなかったので、良好だと思います。
付着不良だった塗膜は、下塗り塗膜と中塗り塗膜の付着性の話ではなく、
錆び止めと下塗り塗膜の付着性が悪いため、計測不能となりました。
微妙塗膜は下塗りと中塗りの付着は問題ないように見えました。
錆び止めと下塗りは相変らず微妙でした。(^_^;)
結果
下塗りと中塗りの付着性に関しては
物凄く悪くなることは少ないように感じましたが
これが微弾性フィラーや水性シーラーだと
また違った結果になると思いますので、
来年の冬 時間があれば、テストしてみたいと思います。
まぁ~基本的に寒い時は水性塗料を扱わない方が良いんですけどね(苦笑)
でも今年の冬みたく、低温や多雪がある場合もあるので、
こういった関連記事が( 水性下塗り塗料は再溶解(再水解)するのか? )
同業者の役に立てばなと思います。
まったく話が変わるんですが、(フェイスブックにもUpしました)
屋外暴露試験を開始し約3年7ヶ月経過しました。
画像は「弱溶剤1液形si(1si)と弱溶剤2液形si(2si)の差」と
「弱溶剤2液形si(2si)と弱溶剤2液形F(2F)の差」です。
塗料メーカーの方からすれば、当たり前だろう!と言われそうですが、
やっぱりシリコンとフッ素では、かなり退色に差があり、(*□*)ビックリ! 。
ちなみにこのフッ素は安価なフッ素ではなく高価な方だと思います。
この屋外暴露試験を行うきっかけは
屋根用弱溶剤1液形アクリルシリコンと
屋根用弱溶剤2液形アクリルシリコンの差だったので、
良い資料ができました(^^)。
ちなみにビーバーレッドは同メーカー・
ノアールは下段のSiとFが同メーカーです。
他にも水性ラジカル系塗料と普通の水性アクリルシリコンの差も現れてきたので、
いずれ画像をUpしたいと思います!
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