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10月12日 トタン屋根塗装の下地処理と補修

現場に到着してから
あっ、デジカメを忘れたと気づきました。(^_^;)
いまはスマホで撮影する方が多いと思いますが、
デジカメの方が撮影しやすいため、手放せません。
昨日の続きを行います。

その前にデジタル顕微鏡で
ハゼの中の汚れとケレン後を撮影してみました。
下地処理前後の差


いままでハゼの中は
ライトをつけて確認していましたが、
デジタル顕微鏡だと
ここまで鮮明に差が現れるので、
凄いな~と感じました。(^^)


広い面は、汚れというより塗膜の劣化と
細かな汚れが付着している程度でした。
ハゼの中はどうしても汚れが蓄積するため、
ここを除去しないまま塗装すると
付着不良や塗膜剥離につながるおそれがあります。

これで西面のトタン屋根の下地処理も完了しました。
続いて、唐草や細かな部分の下地処理を進めます。
唐草・重なり部分の下地処理

唐草と呼ばれる部位は
ケンマロンやエヌグリットを使って下地処理を行いました。

トタンの重なり部分の奥の汚れは
ケンマロンやエヌグリットでも
除去しにくいため、
ブラシに水を付けてゴシゴシ擦り、
できる限り汚れを除去します。
シリコーンシーラントの下地処理

棟包みに、塗料を弾いてしまう(付着しにくい)
シリコーンシーラントが打設されています。
シリコーンシーラントは耐候性に優れていますが、
塗料が付着しにくく、ペンキ屋が嫌う材料です。
理想はシリコーンシーラントを除去して、
塗装可能な変成シリコーンなどに
打ち替えることですが、
撤去時にシリコーンのカスが塗装面に付着すると、
その部分も塗料を弾く原因になります。
派手に撤去すると大惨事になるため、
今回は撤去せず、塗装できるように下地処理します。

塗料用シンナーで拭いてから
スムースエポを打設します。
【スムースエポを使った理由】
シリコーンシーラントの下処理材には、
シャープ化学のシリコンカバーNB、
信越化学のペインター20、
関西ペイントのシープラなどがあります。
2014年に当店で行った比較テストでは、
スムースエポの付着性が一番良かったため、
今回もその結果を踏まえて使用しました。
※2014年当時は、
シリコンカバーNBは発売されていませんでした。
現在はシリコンカバーNBも使用しています。
2014年に行った付着テストの記事はこちら
あくまでも当店で行った比較テストの結果です。m(_ _)m
それにしても、
テストしたのが12年前かぁ~。
40歳に戻りたいな。(笑)

反対側(北側)も同じように処理しています。
棟包みの釘をビスで補修

棟包みの釘が出ている部分が
数か所ありました。
このまま塗装することはできませんので、

簡単に抜ける釘は抜き、
ビス留めします。

使用したビスはオールラウンドビスです。
材質はSUS410(ステンレス)です。

1か所、ビスでも効かない部分がありましたので、
少し位置をずらしてビス留めしました。
おそらく、効かなかった部分の下地が
割れている可能性があります。
錆止め塗装前の水拭き

トタン屋根は水研ぎしながら、
チョーキング(塗膜が粉状になった状態)や
汚れが塗面に残らないよう水で流していたので、
あまり残っていないと思いますが、
錆止め塗装の前に念のため確認します。

ウエスでは分かりにくかったので、
指に水を付けてトタン屋根の表面をなぞってみると、
若干汚れが付着しています。
この程度の汚れなら付着不良にはなりにくいと思いますが、
気になるため、水拭きします。

バケツに水を汲んで、

マイクロファイバーのタオルで水拭き。
これで3分の1ほど拭いた状態の汚れです。
翌日の錆止め塗装前に、
残っているチョーキングや細かな汚れを
できるだけ除去しておきます。

どこまで拭いたか分からなくなるので、
マスキングテープを貼って目印にしながら水拭き。
ここまで水拭きが完了しました。
明日も残りの部分を水拭きしてから、
錆止め塗料を塗装する予定です。

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