朝一、北面・東面の軒天をマスキングテープで養生。
使用したマスキングテープはカモイのSB-246で、
粗面用のSB-246Sと比較すると粘着力が弱いタイプです。
とは言え、たまに新築時の塗膜から剥がれてしまう時があるので、
こればっかりは、貼って剥してみないことには分かりません。
ちょっと話はそれますが、
6年ぐらい前に、吉野石膏のアスノンとエーアンドエーマテリアルのハイラックと
中越アドバンスのケイカル板に水性塗料（AEP/ビニデラ300）とセラマイルドを直接塗装して
付着性テストを行うと、シーラーレスでも付着が良いケイカル板もあったので、
塗料とケイカル板の相性もあるんじゃないかなと思ってます、
この経験をもとに、付着/相性が悪かったケイカル板が現場で貼られていたので、
ドヤ顔でシーラー（弱1エポ）を塗装し上塗り完了後、マスキングテープを貼り 剥したら、
見事に塗膜が剥がれてしまいました。(>_<)
こういった経験もあるので、
マスキングテープを剥す時は、そぉ～～～～と剥すようにしてます。（笑）
で、話は戻り
CO様邸のトタン屋根は横葺きで、
雨水がハゼに入り込み唐草の方向へ流れ唐草を伝わり地面へ落ちていました。（矢印）
施主様が「板金屋さんにこの症状を直してもらいたい」とのことだったので、
いつもお世話になっている板金屋さんに少し曲げて頂きました。
（Kさん ありがとうございます。m(__)m）
こんな感じになりました。
これで、少しは収まってくれると思います。
今回使用する上塗り塗料は
KFケミカルの水性1液形フッ素樹脂塗料/セミフロンアクアです。
当たり前ですが、水性塗料なので水で希釈します。
水性塗料の希釈はその塗料やローラーによって異なりますが、
無希釈が一番言い訳じゃなく
美観と保護を考えると
希釈は最低希釈率～中間希釈率が良いんじゃないかなと。
（最初から、粘度低い塗料は別ですが）
前にも書きましたが、水性塗料はレべリング性が悪いので
弱溶剤（油性）と比較するとローラーマークの凹凸が大きく出てしまい
凸部分には膜厚が付きますが、凹は膜厚が付きづらいです。
なので、中間希釈率で塗料を少し多めに乗せて塗装した方が、
少しでもローラーマークの凹凸の差が少なくなり、
平均に膜厚が付くんじゃないかなと。
外壁の柄が凹凸が激しかったら、どうでも良い話になっちゃいますけど（笑）
ローラーが入らない外壁と入隅や窓周辺は刷毛で塗装します。
どうも、ローラーで「入隅ドン」は抵抗あるんですよね。
入ドンした方が良い場合はしますけどね。
どっちなんだよ！とツッコまないでくださいね。(^^)
広い面はローラーで塗装。
塗料の飛散・塗り残し・膜厚・繋ぎムラなどを考え塗装します。
塗装はその日の気温・表面温度・風などを考え塗装しているので、
意外と簡単そうで難しんですよぉ～(^^)
今回、使用したローラーはナカヤマ彩工 H型（6インチ/20㎜）
と俺が勝手に呼んでます（笑）
中山さん 勝手に名前付けてすいません！(^^)
刷毛は大塚刷毛の すすき/15号と水星/人形10号。
画像だと分かりづらいですが、塗料は乾くと濃くなります。
出隅（コーナー）は、塗料がダマになりやすいので、こんな感じでボカシます。
北面・上塗り1回目完了。
この日は雨が降る予報じゃなかったんですが、
なぜか12時半頃 雨が・・・。
バタバタ激しく降る雨じゃなかったんで良かった。(^^)
午後からもひたすら外壁を塗装して、東面も上塗り1回目完了。
塗料のカタログには23℃で4時間以上7日以内と記載されているので、
23℃以上あれば、上塗り2回目と進む予定だったんですが、
北面・東面は日が当たりづらいので諦めました。
（外気温・表面温度は15℃前後ぐらいだったはず）
ざっくり7～8時間後に軒天と外壁の入隅部分のみ上塗り2回目を行いました。
入隅部分だけを塗装した理由は軒天に貼ったマスキングテープは
時間が経過すればするほど、新築時の塗膜が剥がれる傾向にあるからです。
ほんと、軒天の塗膜がベラベラ剥がれるとガッカリしますからねぇ～。
マスキングテープをゆっく～～り撤去。
北面・東面は剥がれなかったので助かった(^^)
で、この日の作業はこれで完了。
翌日は日曜日だったので、お休みさせて頂き、
コーキングとコーキングの付着性テストを行いました。
この結果は「壁屋塗装実験」で、紹介しようかなと思ってますが
まだ途中までしか書いてません（苦笑）
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