
軒天塗装/カビ除去後→上塗り2回塗り

軒天にもカビが発生していたため、カビ除去剤を塗布。

塗膜の付着性を向上させるために、ケレン/下地処理を行いました。

軒天は基本的に上塗り2回塗りで完了。
上塗り1回目塗装中。(濡れ色になっている部分が上塗り1回目)

上塗り2回目塗装完了。
使用した塗料は関西ペイントのアレスセラマイルドです。
軒天に塗装する塗料では、セラマイルドやケンエースなどが多く使用されています。

軒天塗装 施工後。
霧除け塗装/ケレン→錆止め→上塗り2回塗り

霧除けや幕板はトタン(亜鉛メッキ鋼板)で、既存の塗膜が剥がれれていました。

唐草に塗装されている塗膜も剥がれていました。

剥がれそうな塗膜/剥がれている塗膜をサンダーで、できる限り除去。

唐草はサンダーでケレンできないため、手作業でケレン作業を行いました。

幕板 ケレン作業中。
ケレンに使用したブラシは錦のエヌグリットです。

ケレン後、錆び止めを塗装。
使用した塗料は水谷ペイント弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料
「エポックマイルド#2000」です。

上塗り2回塗装し完了です。
使用した塗料はSK化研の弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料
「クリーンマイルドシリコン」です。
霧除け塗装/約2年後

約2年経過しましたが、塗膜の剥がれなどなく良好な状態でした。
霧除けは、ほぼ勾配が無いため、砂ほこりなどが溜まりやすく汚れます。
建具しみ抜き

津波でシミが付いてしまった建具も塗装/シミ抜きさせて頂きました。

全体的に黒く汚れています。

新築時に塗装されているので、しみ抜きする前に塗膜を除去しました。
使用した剥離剤はミヤキのケストルです。
塗膜の剥離中に毛羽立ってしまった部分を

ペーパーで素地調整。

黒ずんで汚れた部分に「レブライト」などを塗布。

しみ抜き完了。
津波のシミ・汚れなどを除去したことがないため、どれだけ落ちるのか心配でしたが、ほぼ落ちました。
ただ、どうしても落ちないシミが2~3ヶ所あり、メーカーなどに問い合わせてみると
他の現場でも、落ちないシミがあったようです。
