2024年3月9日
軒天に細かい傷をつけて
塗膜の付着性を向上させる
「目荒し」「足付け」を行います。
目荒し中、
チョーキング層が多そうなので
タオルで水拭き。
新築時の塗料の種類は
わかりませんが、
おそらく1回塗りで、
塗料の種類は
室内で使用する塗料っぽいような気がします。
軒天は直接紫外線が当たりませんが、
劣化が進行しすぎている感じです。
水洗い後はスカッと綺麗になりました。(^^)
天気も良いので余計綺麗に映りますね。
軒天はケイカル板で
釘が打ち付けられていますが、
ステンレス製と鉄製が混ざってます。(^_^;)
上の画像はステンレス製ですが、
鉄製はこのように錆びてます。
この状態で錆止めを塗装しても
効果が薄いため、
マイナスドライバーを磨いて、
釘頭の塗膜を除去して、
錆に直接錆止め塗料を塗装します。
ざっくり100箇所以上はあります。(^^)
釘頭の塗膜除去中、
軒天の塗膜が脆弱になっている部分があり、
できる限り除去しました。
脆弱になった原因は
コーナーのシーリングが裂けて
雨水が回り込んだためだと思います。
脆弱っぽい部分が数カ所あったため、
テープで塗膜除去。
錆止め塗料は
弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料です。
主材(ペンキ)に指定の比率で硬化剤を入れ
混合して使う錆止め塗料です。
1液形の錆止め塗料より若干高価ですが、
防錆性と付着性に優れています。
2液形のデメリットは、この時季ですと
混合後、6~8時間で使えなくなり、
塗料のロスと混合に手間がかかります。
付着テストなど行った結果
やっぱり2液形錆止め塗料の方が良いです。(^^)
釘頭だけの塗装のため、
シンナーで希釈せず塗装します。
(茶褐色が硬化剤です)
普通にタッチアップすると
膜厚が付きにくいため、
錆止めを乗せるように
塗装してきます。
錆止め塗装前。
錆止め塗装後。
錆止め塗装前。
錆止め塗装後。
軒天の上塗り塗料は
非水分散型塗料のセラマイルドで
カチオン(陽イオン+)のため、
明日、釘頭に錆止め2回目を塗装します。
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