2024年2月20日
夜中に雨が降ったようで
地面は濡れていますが、
外壁などは濡れていませんので
作業開始します。
朝方の外気温を計測すると13℃と
かなり暖かいですが、
ここから気温が下がっていくようです。
雨水養生を行っている部分を
確認すると、
雨水の侵入は無くOKです。(^^)
断面が濡れても気にしない方もいますが、
外壁材の素地が露出した状態で
長時間濡れてしまうと乾燥しにくくなるため、
養生しておいた方が不具合を回避できます。
新築時の外壁材はカットしていなければ
断面には塗膜があるため、
雨養生をするということは
ほぼ無いと思いますが、
改修となると変わってきます。
今日は南面1階からスタート。
雨水養生だけの
マスキングテープを撤去し、
シーリングの養生と雨水養生を行います。
1箇所シーリングを撤去するのを
忘れていたため撤去。
次は既存のシーリングの汚れを除去します。
既存のシーリングの種類は
変成シリコンで汚れが付きやすいタイプです。
このように汚れが付着することを
ブリード現象と呼ばれています。
この汚れは高圧洗浄で除去できないため、
弱いシンナーで除去していきます。
これだけ綺麗に除去できます。
汚れている状態で下塗りを塗装後、
シーリングを打設しても付着は悪いです。
コーキングとコーキングの付着性テスト
上のテスト結果や現場で付着テストを行うと
除去しなくてOKという結果には、
なりにくいです。
塗り替え工事で
既存のシーリングのブリード(汚れ)を
除去する方は少なく、
現場でお会いしたシーリング屋さんに
ブリード(汚れ)って
どうしてますか?
なに~こんな汚れは
下塗りと一緒に塗んだ♪
という返答がきて、やっぱりかと。(^_^;)
結果
剥がれなければ良いんですけどね。
ブリードの除去を行っていると
すぐ汚れてしまうため、
こまめに交換しながら作業します。
除去中、切れそうなシーリングは撤去。
5日目の作業終了。
明日は夕方から天気が崩れる予報ですが
養生を行う予定です。
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