施工前から棟包みのジョイント部分にシーリングが充填されていませんでしたので、
変成シリコンのノンブリードタイプのシーリングを充填。
ローラーで塗装できない唐草は刷毛で塗装。
塗料によっても異なりますが、屋根用の塗料はタレやすい傾向のため
気をつけながら塗装します。
隠蔽性(色のかぶり)も塗料により異なり
透けやすい塗料もあれば透けずらい塗料などもあります。
瓦棒凸部は刷毛で塗装しても、透けやすい部分のため、
透けている場合は凸部のみローラーでもう一度塗装します。
錆止め塗装同様、ローラーで塗装できない瓦棒や細部は刷毛で塗装します。
上塗り1回目塗装中。
錆び止め塗装後
上塗り2回塗りで完了。
ベランダの床下も綺麗に仕上がりました。
塗装後、雪止めを設置しトタン屋根塗装工事は完了しました。
上塗り塗料を調合する時も、秤で計測→混合し
可使時間(使用できる時間)内に使用しています。
今回、使用した上塗り塗料(弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料)は
水谷ペイントのパワーシリコンマイルドⅡで色はブラウンです。
ローラーは泡が出にくい無泡ローラーを使用しています。
屋根は外壁と比べると過酷な環境にさらされますので、少しでも美観と保護を求められる方には、
弱溶剤2液形フッ素樹脂塗料もしくは弱溶剤2液形無機塗料をお勧めしております。
ただし、既存の塗膜が激しく剥がれている場合や錆が酷い・7~10年前後で
塗り替えされる場合は、弱溶剤2液形アクリルリコン樹脂塗料をお勧めしております。