昨日の続きで窓廻りの増し打ち・打ち替えを行います。
打ち替えを行う部分はバックアップ材で深さを調整します。
東面 打ち替え・増し打ち完了。
残りの北面も完了。
2階の外壁と幕板の入隅のコ―キングは
ところどころ裂けていたり、
怪しい部分があるので、撤去しました。
幕板の入隅を撤去しながら、目地のコ―キングも撤去してみると、
ハットジョイナーが無く、3面接着でした。(T_T)
他の部分も撤去してみると3面接着でしたが、
2面接着の部分もありました。
2階のサイディングボードは12㎜(1階は15㎜)です。
カッターの刃先は10㎜なので、透湿防水シートを切らないよう
慎重にコ―キングを撤去します。
断面の薄皮は超硬刃スクレーパーでは
除去できなため、カッターで除去します。
東・西・北面の撤去完了。
ベランダの中は後日、撤去します。
撤去したコ―キングは塗装されているため、
まだ弾力性があり、
ここからどれだけ伸びるか引っ張ってみると、
40cmまで伸び,
50cmまで伸ばそうと思ったら途中で切れました。
(上手く引っ張れば50cmまで伸びたと思います)
コーキングの上に塗膜があると
紫外線劣化しにくいため、
コ―キングの耐久性は向上します。
ただ伸縮が激しい方角の塗膜は割れてしまいます。
2階の外壁は3×10板(さんとうばん)です。
目地は出隅のみで、他の部分は「あいじゃくり」の隙間となります。
あいじゃくりにもコ―キングが充填され
塗膜の割れとコ―キングの裂けがありました。
コ―キングの裂けが無ければ
撤去→コ―キングを充填する必要はありませんが、
ところどころ裂けている部分があるため、
部分的に撤去し充填します。
コ―キングを撤去。
分かりづらいですがパッキンが見えます。
もうちょい あいじゃくりの隙間を狭くすれば
コ―キングを充填する必要は無いと思いますが、
おそらく「あいじゃくの隙間を目立たなくする」
「雨水侵入をより防ぐ」などを考慮し充填したと思います。
東面は軒天と外壁の入隅も裂けていたため撤去。
あいじゃくりは裂けている部分のみ撤去。
2階の外壁は釘打ちで直貼りなので、
どうしても含水率は高いようです。
(東面)
藻が付着している部分があったので、
カビ除去剤で撤去し
この日の作業は完了しました。