今日はコ―キングの汚染除去から開始!
まずは軒天と外壁の入隅を除去。
窓廻りも除去。
カビ除去剤を塗布→少し硬めのブラシでゴシゴシ除去→
ウエスで拭く。の繰り返しなので、
忙しく時間もかかります。
この汚染は高圧洗浄機で洗浄すれば
除去できるんじゃない?と思われる方が
多いと思いますが、意外と除去できないんです。
(ほんの少しは薄くなりますけど)
外壁の張られ方が金具留めの直貼りのため、
ここのスペースが20~22㎜空いてます。
ここのスペースは10㎜です。
建築塗装で使うマスキングテープの幅は18~24㎜が多く
この部分を18㎜で養生すると、綺麗に貼れないため、
10㎜を使い養生します。
窓によっては21㎜でも養生できる部分もあるので、
使い分けしながら養生しました。
2ヶ所 裂けていた部分があったため、コ―キング撤去。
北面に換気フードが2ヶ所あり、
2ヶ所ともコ―キングが裂けてました。
(フード側だけが剥離していました)
コ―キングを引っ張り出してみると
フード側に透明なビニールのような物が付着していました。
これが剥離の原因だと思います。
フードの廻りは厚さが30㎜と かなり厚いため、
バックアップ材で調整します。
シリコーンシーラントが充填されていた部分は
シリコンカバーNBを充填し付着を向上させました。
1階の窓廻りの汚染除去と養生完了。
明日、増し打ちしていきます。
昨日 帰宅後作ったリシンのサンプルを
外壁に合わせると、こんな感じですかね。
この塗膜の剥がれは、
現場調査では見つけれない部分のため、
補修(柄合わせ)は、お見積りに含まれておりません。
おそらく剥離の原因は新築時の塗装前に
なにかが付着したのが原因だと思います。
補修の仕方も色々あり、
①凸凹の柄が出るローラーで補修。(安価)
②新築時のようにリシンを吹き付ける方法。(高価)
③タッチアップリシンで補修。(①より高価)
④ローラーリシンで補修。(③より高価)
4つ程度あり、補修方法は
施主様の意向や近隣の環境などによっても異なります。
今回、乾式(塗料の飛散無し)で柄を合わせれれば
近隣様にご迷惑かけることもなく、凸凹のローラーで補修するより
柄も近づくため、帰宅後 試し塗りしていました。
剥離箇所が少なければ、なんとか追加無しで作業したいんですが、
あまりにも剥離箇所が多い場合と
剥離の範囲が広い場合は、別途料金が発生する可能性もあります。
高圧洗浄後に剥離箇所の数と広さがある程度分かると思いますので、
別途料金が発生する場合は、すみませんがご相談させてください。m(__)m