現場へ向かう前にシーリングと塗料の付着性テストを行いました。
いつもならガムテープを貼りおもいっきり剥す簡易的なテストなんですが、
今回はガムテープより、かなり粘着力が弱いセロハンテープで
付着性テストを行いました。
セロハンテープで付着性テストを行った理由は、
光沢のあるシーリングの上はセロハンテープでも
簡単に剥がれるだろうと思ったからです。
水性AEP.Ver
セロハンテープを優しく剥しただけで、
光沢のあるシーリングの上の塗膜は剥がれました。
(ちょっと画像の色が異なりますが、薄い色のシーリングは光沢あり)
弱溶剤1ウレタン(油性)Ver
こちらも剥がれました。
縦目地に充填されていた変成シリコン・ウレタンの方は
ポツポツ剥がれましたが、薄い色より良いです。
この結果だけの判断ですが、
シリコーンシーラントの可能性が高いのかな~と朝から悩んでました。(^_^;)
現場作業は西面 窓廻り1ヶ所撤去後→マスキングテープ養生。
バックアップ材を奥に入れて、
(あまり入れ過ぎるとバックアップ材が落ちてしまうので、
1㎜前後充填できるよう設置)
北面1ヶ所・西面3ヶ所 シーリング/コーキング充填完了!
シーリングが足りなくなったので、南面の窓周りのシーリングを撤去しても良いんですが、
明日は、かなり雨量が多く風も強くなる予報なので、今日の作業は中止しました。
で、他の部分も2種類打ちされているか確認。
やっぱり同じような感じでした。
薄い色のシーリングをラジオペンチで掴むと
粉々になりやすいのが、また怖い・・・(^_^;)。
サッシ廻りの深さは約4cmありました。
で、薄い色のシーリングを充填した理由はいくつかあると思いますが、
まず考えられるのは、
バックアップ材を入れないため
薄い色のシーリングを捨て打ちしたのかなと。
試しに切った3ヶ所にシーリングを充填。
明日の天気は今日と同じような風の強さらしいんですが、
夜中~朝方、風が強くなることを想定して、
気になる部分は畳みました。
今日の作業は16時ちょい前まで行いました。
5月21日 シリコーンシーラントと変成シリコンの付着。
ちょっと専門的な話になるので、わかりにくいと思います。
m(__)m
前日 作業しながら、この2種類打ちの薄い方のシーリングがなんなのか?
考えでも答えが出なそうなので、(シリコーンシーラントの可能性が強いと思ってますけど)
シーリング先生にお聞きしました。
(○さん いつもお世話になっております。(^^))
で、いまのところ考えられるのは
光沢のあるシーリングとなると
シリコン系もしくはポリサルファイド系で
脆いのは可塑剤抜けが考えられる。らしいです。
○さん ありがとうございます。m(__)m
光沢のあるシーリングは
シリコーンシーラント系かポリサルファイド系となると。
塗装工事でポリサルファイド系のシーリングを使う事も無ければ、
塗装することもないので、塗料との付着性はわかりません。
色々と検索してみると塗装はできるようですが、
ブリード現象が発生しやすいらしいです。
ブリード現象が発生するということは
塗料との付着は良い傾向にある。と考えるのが一般的なので、
セロハンテープで剥がれることは少ないと思います。
なので、薄い色のシーリングは
シリコーンシーラントの可能性が高いと思います。
脆いのは可塑剤抜けなどが原因らしいですけど、
これは確かめようがないので保留となります。m(__)m
ただ薄い色がシリコーンシーラントとなると
上のシーリングとの付着は悪い傾向にありますが、
現場で撤去したシーリング2種類打ちは付着性が良いです。
付着が良い理由はおそらく「htus工法」で充填したからなのかな??
論より証拠で「htus工法」を試してみることにしました。(^^)
この工法はある方からお聞きした話で
本当か嘘かわかりません(笑)
シリコーンシーラント充填後、裏技を使って
変成シリコン充填。
硬化不良が発生する可能性もあるので、
4~5日で硬化すれば付着性テストを行ってみたいと思います。
右側は硬化後、裏技を使って変成シリコンを充填してみたいと思います。