夜露の量は少なかったんですが、若干落ちたため錆が再発していました。
ただ この程度の錆なら、
ケンマロン(研磨剤)で、擦ると、すぐ除去できます。(^^)
雪止めはすべて先付だと思っていたんですが、
なぜか東面と西面は後付けでした。
雪止めは先付でも後付でも、屋根との接触部分が錆びやすいです。
交換する・しないに関わらず、一旦撤去させて頂きました。
雪止めの裏側も錆びていました。
この裏側は外さないと塗装できない部分なので、撤去せず塗装すると
早期に錆汁が流れ美観を損ねてしまいます。
トタン屋根の方も錆が発生していました。
この部分も雪止めを撤去しないとケレン→塗装できないところです。
雪止めは全部で10個撤去しました。
昨日の続きで、北面の錆びているハゼの部分をケレン(下地処理)していると、
パラパラ~ヒラヒラ~と塗膜が剥がれてきます。
おそらくですが、前回の塗装の時、トタン屋根の上下の重なり部分(ハゼ)に溜まった
砂やホコリを除去せず塗装したので、塗面(屋根)ではなく、砂やホコリを塗装したことが原因かと思います。
この塗膜(砂入り)は、ちょっと強い振動でも、剥がれてきます。(^_^;)
下地処理は昨日と同じくエヌグリット・ガスケットスクレーパー・ケンマロンを使いながら行い
ケレンカスが出るので、ブロワーなどで外へ噴き飛ばすのではなく、集じん機で吸い込みました。
足場を設置させて頂いたので、軒先に錆があっても
しっかりケレン(下地処理)を行うことができました。
これ無足場だったら、絶対できません(笑)
先付の雪止めも
接触部分が錆びていました。
インパクトにブラシを付けケレンを行いました。
細部はケンマロンでケレン。
ケレン後です。
雪止めは屋根と接触してしまうと錆びやすくなると思うので、
接触しないよう少し浮かせました。
下地処理し素地が露出した部分に錆び止めを塗装しました。
使用した塗料は弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料(錆び止め)です。
錆び止めも1液形・2液形があり、2液形の方が防錆力・付着性などに優れています。
2液形塗料は塗料メーカー指定の比率があります。
この錆び止め塗料は主剤が9+硬化剤が1です。
目感で9対1は計量できないので、秤を使って比率を厳守します。
シルバーっぽい部分が素地が露出したところです。
ラスター(小さいほうき)で粉塵を除去してから
膜厚を意識しながら刷毛で塗装しました。
錆び止めを塗装。(東面)
西面。
北面。
北面が一番多かったです。
雪止めと接触部分も増し塗りしました。
増し塗り=錆び止めを2回塗ることによって膜厚が付くため
必然的に錆びにくくなります。
錆び止め塗料は何十種類もあるので、一概には言えませんが(厚膜タイプもあるので)
1回塗りで30~40µは難しいと思うので、錆びている部分は2回塗って、
しっかり膜厚を付けた方が無難です。
明日は夕方以降から雨の予報なので、天気を見ながら作業を進めます。
予定では、東・北・西面の目荒らしを行う予定です。