見積り作成
先週、外壁塗装(材:窯業系サイディングボード)と
屋根塗装(材:カラーベスト/ミュータス)のお見積りのご依頼を頂き、
先日 現場調査させて頂きました。
で、現場調査は塗膜やコーキングの状態・外壁の貼られ方・錆の発生・
カラーベストの縁切りなどを調べ1~2時間で現場調査は完了しました。
お見積書は1~2週間後に提出致しますので、〇〇様 少々お待ちください。m(__)m
帰宅後、
ま~こんな感じで、かなり悩みました。(^_^;)
と言っても毎度のことなんですけどね。(苦笑)
現場調査後にどれだけ悩んでも現場で作業してみないと分からないことが多く、
また数年後にしか結果(正解)は出ませんが、
お問い合わせを頂いた以上、少しでも不具合を回避できる方法をご提案したいと思うので、
塗料メーカーの方や塗料販売店さんなどに相談させて頂きました。m(__)m
(いつも相談に乗ってくださり、ありがとうございます!)
あ~だ こ~だと悩むとアッというまに時間が過ぎてしまうので、
気分転換に弾けないサイレントギターをジャガジャガ弾いていたら、
Fコード弾けるようになった(笑)
で、現実に戻りミュータスの縁切りどうっすぺ?とか悩み
タスペーサーを販売しているセイムさんに相談したりして
なんとかお見積書は完成しました!
あとは現場調査報告書や仕様書などを作成し提出いたします。
外壁塗装(塗料/塗膜)の屋外暴露実験2018年Ver ラジカルシリコンなど
先月、屋外暴露実験2014年Verの塗膜を見ると、淡彩も差が現れてきたので、
塗り板を一旦外し、塗膜を確認しました。
屋根用弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料
(色:サニーレッド/ビーバーレッド系)の差は
先日、屋壁塗装実験 のページで更新しました。
時間があれば淡彩も更新したいと思います。
2018年Verを行う予定は無かったんですけど、
2014年Verの淡彩の結果を見ると「ハルス/HALS(光安定剤)」だから
一般のシリコンより耐候性に優れている。という訳じゃないんだなと分かりました。
ハルスに関しては所定量より、多く含まれていれば
耐候性は上がるようですが、ペンキ屋にはその「量」が分からないし
そもそも所定量っていくつなの?って感じです。(笑)
ラジカル(ハイブリット)系シリコンはいままでのシリコンより
(ラジカル系シリコンって書くのが長いので、勝手に「ハイシリ」と書きます)
ハルスや紫外線吸収剤(UVA)などで耐候性がUpしていると言われてます。
ただ実際、耐候性や退色などは時間が経過してみないと分からない部分なので、
鵜呑みにはできませんが、塗料メーカーの言うように
ハイシリは いままでのシリコンよりは耐候性は上だと思います。
あ まったく根拠の無い自信じゃありませんからね(笑)
とはいえ、各塗料メーカーのハイシリすべてが耐候性に優れているのか
見極めるために屋外暴露実験を行うことにしました。
今回、使用した塗料はハイシリ4種類・シリコン4種類・
フッ素6種類・無機系塗料5種類計19種類です。
今回 4種類のハイシリ(あとから1種類増える予定で5種類)の中で、
一番耐候性に優れている塗料とワースト1の塗料を発見できればなと思ってます。
今回は少しでも早く結果を見たいので、
上塗り2回目と上塗り1回目の塗り板を作成しました。
ハイシリはすべて白で塗装するため、錆び止めも白→水性エポレジンも白→
上塗りも白で塗装したんですが、隠蔽していない。(^_^;)
3~4日 乾燥させ設置しました。
塗り板の光沢保持率を確認するために
モールを2本乗せ紫外線をシャットアウトしてみました。
(これが悪い結果にならなければ良いんだけどな)
1~2年後、上塗り1回目の塗膜の光沢保持率の差を確認します。
それとついでなので、塩ビパイプにも塗装してみました。
ここはハイシリ4種類とフッ素1種類・無機系3種類の7種類
プラス右側半分に日本ペイントの「クリスタコート」を塗布してみました。
設置2日後に雨が降ったので、
クリスタコートを塗布した塗膜と塗布していない塗膜の状態を確認。
ハイシリDTの塗膜は普通に撥水していましたが、
右側はクリスタコート塗布済みなので、親水性になり雨が馴染んでました。
他の塗膜も大体こんなもんだったんですが、
ハイシリのPPAPは普通に親水性でした。
これにはちょっとビックリ。
もしかして、俺間違って全部クリスタコート塗っちゃった?と思い
アルミの塗り板を確認してみると
やっぱり親水性を発揮していました。
これで耐候性にも優れていたら、凄いっすね。
雨筋の結果は3ヶ月程度で差が現れると思うので、
このPPAPの塗膜が本当に汚れにくいのか楽しみです。(^^)
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