1月がアッと言う間に終わろうとしてますね。
例年、1月から始まる外壁塗装や屋根塗装は無いのですが、
今年は12月28日に足場解体予定だった現場が残ってしまい
天気や時間帯などを考慮し作業させて頂きました。
塗装工事は最強寒波が来る前の週に完了しました。
本当に長々と作業させて頂きありがとうございました。m(__)m
こちらのWS様邸は当店が10~11年前に外壁/屋根を塗り替えさせて頂き
トタン屋根の雪止めは「部分的」にサービスで交換。
サービスで交換した理由は、「錆びてしまった雪止めをケレン・塗装するより
錆にくいだろう」と「雪止めの下も錆びにくいだろう」と思ったからです。
で、交換した部分と交換していない部分とでは、
約10年経過しどれだけ差が出たか?ですが、
交換しなかった部分は普通に錆びてました。
どうしても雪止めとトタン屋根の接触部分は錆びやすいです。
地域差や雪止めの形状・材質などもあるため一概には言えませんが、
この部分を下地処理や塗装するためには雪止めを撤去するか、ずらす必要があり
塗装しない(塗装できない)ことが多いです。
交換した部分は前回 錆び止め塗装後に雪止めを設置しました。
パッと見てみると、錆びていなように見えますが、
プツプツと点錆のような錆が発生していました。
錆び止めの塗膜を削ってみると、少し錆がありましたが、
この錆はおそらく前回の錆だと思います。
ちなみにグレーの錆び止め塗料はエポキシではなく
ウレタンだったので、それも良かったのかもしれません。
錆び止め塗料だけでも、これだけはっきり差があるので、
上塗りを塗装すれば、これ以上良好な状態が期待できるはず。
10年程度の塗り替えサイクルなら「雪止めの交換」
もしくは「一旦外してから塗装→設置」がトタン屋根に優しいと思いますので、
これからも雪止めは交換をお勧めしていきます。
交換した雪止めは約10年経過してますが、
錆の発生は少なく(俺の肉眼では ほぼ無いように見えます)
交換してない方は約25年程度経過しているため、裏側は錆びてました。
築15年前後で雪止めとトタン屋根の接触が醜く錆びてないように感じでも
塗り替えすると約10年ぐらいそのままの状態となってしまうため、
遅くても25年程度で雪止めを交換しないと、
さらに錆びは進行しトタン屋根に穴が空いてしまう可能性が高いです。
実際 築30年ぐらいで雪止めを交換させて頂くと、
かなり錆が進んでいることが多いです。
こういったことを考慮し
今回は雪止めを交換するお見積りを提出し施工させて頂きました。
で、いつもなら、インパクトなどを使って簡単に撤去できるんですが、
かなり撤去しにくい雪止めで物凄く難儀しました。
ひとつだけ6角ナットがなめてしまい撤去できなくなってしまいました。(^_^;)
6角がなめても、撤去できる?しやすい「ナットツイスター」を購入したら
お店から「在庫切りでナットツイスターありません m(__)m」という連絡を頂き
ダメもとでボッシュのカットソーでボルトを切断してみると、
うまいこといきました(^^)
ちょっと時間かかったけど(笑)
既存の塗膜はアクリルシリコン樹脂塗料なので、今回使用する錆び止めと
付着性が良いか簡易的な付着性テストを行いました。
ガムテやマスキングテープで貼り
おもいっきり剥すこと×5回程度行いましたが、付着性は良好でした。
次にシーリングをのせ硬化後にシーリングを引っ張ってみましたが、
錆び止めは剥がれずシーリングだけが剥がれました。
この結果なら剥がれないでしょう(^^)
他にも色々と経験させて頂き学んだことがあったので、時間があれば更新する予定です。
一応予定では「水性塗料は乾燥/硬化後、再溶解するのか?」です。
いきなり話は変わりますが、
年明けから、またチラシを改良→削除→改良→削除してます。
今回はちょっと改良というかボリュームアップするので、
楽しんで読んで頂ければなと思います。(^^)
それと凍った水性塗料の動画をUpしました。
やっぱり今年は寒いですね~(>_<)
(画像をクリックして頂くと、動画をご覧いただけます)
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