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コーキング/シーリング屋外暴露実験 設置編

この記事の所要時間: 239

この記事は11月5日に書き終わっていたんですが、
更新するのを忘れていました。(^_^;)


シーリング/コーキングの屋外暴露開始。

設置場所がないため、ベランダしかないかなと思い
防カビ・防藻の実験をしている塩ビパイプに止めることに。


今回も南面45度に設置。


設置完了。
ベランダの格子で影になる時間帯はありますが、
そんなに劣化速度変わらないと思います。

仮に電柱や電線などの影の影響で
塗膜の劣化がめちゃくちゃ遅れるか?と考えると、
ほぼ影響は無いはず。(たぶん…苦笑)
 

と言いつつ気になるので、塩ビパイプを移動することに。
 
1人じゃキツイので、
パジャマに着替え中の息子に手伝ってもらいました。
ちなみにクソソソじゃないですからね(笑)


WP(木材保護塗料)の屋外暴露の塗り板を横に移動し
スペースを作りここで屋外暴露開始。


ブリードタイプのバリヤープライマー実験は南面ではなく
北面に向けて設置しました。(様子を見てこれは角度変えるかも?)


ちょっと斜めに設置してしまった&不安定なので、時間がある時 直そうかな。


塩ビパイプの防藻性実験に関しては、ある程度結果が出ているので、これで終了。
で、結果は淡彩6種類中2種類に藻が発生していました。(約3年半)


一番藻が付着していたのが、左から4番目の水性1液形ハルス系の塗料でした。
もう一本隣の塩ビパイプを確認すると同じように藻が付着していたので、
やっぱり藻が付着しやすい塗料なんだろうと思います。

この塗料は低汚染性か防藻性に優れているのでは?と期待していたのに。(>_<)

塩ビパイプは2014年6月29日に設置し翌日に雨が降ったので、
撥水性・親水性を確認した動画がこちらです↓
https://www.youtube.com/watch?v=pyB758B34yY
動画の説明欄にも「期待している塗料は左から4番目デス」とデスっぷり発揮。(苦笑)
 

実験開始前、一般的な水性アクリルシリコン樹脂塗料より塗り肌が粗い「ガイナ」は
藻が付着しやすいだろうと思っていたんですが、付着していませんでした。
(雨筋には関しては、しょうがないでしょうね)

 
低汚染性の結果。
淡彩6種類中、一番雨筋が付着していた塗料/塗膜です。
これも水性1液形塗料でハルス/HALS(光安定剤)が配合されているネタです。
カタログには「2液形に匹敵する塗料」と記載されていますが、この結果を見ると微妙です。

約3年前に行った低汚染性と防藻性実験の結果

①俺が期待していた左から4番目の水性1液形ハルス系の塗料は
安価な水性アクリルシリコン樹脂塗料より防藻性に劣っていた。
(防藻性劣っている=親水性しやすい塗料だと思うが、
格段に低汚染性に優れている訳でもない)
   
②2液形に匹敵する低汚染性1液形ハルス系塗料は
2液形に匹敵していなかった。と言うか
こちらも安価な水性1液形アクリルシリコン樹脂塗料より劣っていると思われる。
それと水性2液形アクリルシリコン樹脂塗料にも劣っていた。

③ガイナ/GAINA(断熱塗料系)は
一般的な水性アクリルシリコン樹脂塗料よりも塗り肌が粗いため、
藻が付着しやすいのでは?と思っていたがいまのところ、
藻の付着性は認められない。
 
この結果だけを見ると、ハルス/HALS(光安定剤)が配合されている塗料は
防藻性/低汚染性に劣っているのでは?と思われた方もいらっしゃると思いますが、
ハルスが配合されている塗料でも、低汚染性/防藻性に
優れている塗料も ありますので、ご安心ください。(^^)

シーリング/コーキング屋外暴露実験 設置編から話がかなりそれましたが、
1~3年後、差が現れたら結果報告したいと思います。m(__)m

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