先週 娘が40度の熱を出して風邪かな?
と思っていたら「手足口病」でした。orz
手や足に湿疹が出て口内炎も発症しているようで、
大好きなアンパンマンチョコを渡しても食べなかったんですけど
一昨日から、徐々に食欲が増えてきたので、ホッとしてます。(^^)
前回の続きで、トタン屋根 上塗り1~2回目と雪止め設置編です。
錆び止めと上塗りの塗装間隔は
北面/スーパーザウルスⅡは5日目(5日間の内2日間は雨)
南面/ファインプライマーⅡは3日目です。
上塗りを塗装する前に鳥の糞を除去。
塗料が飛散しお隣様の倉庫やフェインスを汚したら大変ですので、
布シートで養生させて頂きました。
お隣様 ご協力ありがとうございました。m(__)m
(ケレン作業の時も養生させて頂きました)
まず最初に刷毛で唐草を塗装。
唐草は下から見ると、軒樋に隠れて見えにくいため
まったく塗装しない施工業者もいます。(>_<)
下から見えないから「塗らない」ではなく
下から見えない部分も「塗る」のが普通なんですけどね(苦笑)
瓦棒も同じように刷毛で塗装します。
瓦棒の立ち上がりをローラーの先端で擦るように塗装しても良いですけど
塗膜の厚さ(膜厚)を考えると付きにくいと思うので、当店では刷毛塗りです。
ただ、作業効率を考えれば、ローラーで擦った方が断然早く
価格も抑えられると思いますが、膜厚はどう考えても「擦る<刷毛塗り」です。
どの職業も同じだと思いますが、
どのように考え施工するかは、施工業者よって異なるので、正解・不正解はありません。
北面 上塗り1回目完了。
南面はダメ込み(刷毛塗り)と5スパン上塗り1回目完了。
(↑画像をクリックして頂くと上塗り1回目の塗装をご覧いただけます↑)
翌日、唐草2回目を塗装してから、南面をローラーで塗装し上塗り1回目完了。
北面の瓦棒の立ち上がり部分のみ上塗り2回塗りを行い
この日の作業は完了しました。
ここから、怒涛の雨ラッシュ(>_<)
仙台市は降水連続日数は「36日」となり
6月-9月として統計を開始して以来、史上1位らしいです。
で、石巻もぐずついた天気が続き
夜中に雨が降ったり、朝方だけ降ったりと参りました(>_<)
取りあえず北面だけ水滴を除去し乾燥させてから
瓦棒の上側だけ、塗装間隔が7日目になってしまったので、念のため目荒らしを行いましたが
にしても、7日間のうち5日間雨って(苦笑)
この日は朝だけ晴れ、すぐ曇ってしまい塗装前のトタン屋根の表面温度は約30℃。
天気予報では、しばらく ぐずついた天気が続くようなので、
最悪、南面はすべて目荒らししなきゃないなと、考えながら上塗り2回目開始!
一服もお昼休みも返上で、北面も上塗り2回目開始!
と思ったら、霧雨がパラパラ・・・・(汗)
すぐスマホで雨雲確認→雨雲がないので、
20分ほど様子を見て少し雲が薄くなったので、2回目開始。
ギリギリ上塗り2回目完了!
16時過ぎまでかかりましたが、日中、ず~~と曇っていて気温の変動が少なく風も若干あるので、
夜露の影響で白化(ブラッシング)は、しないと思います。
いやぁ~本当に8月は雨が続き、ここまで天気が悪いと
塗装間隔がめちゃくちゃ気になるので、
(塗装間隔=23℃だと4時間以上7日以内/30℃だと2時間以上5日以内など)
雨の日のトタン屋根の表面温度を何度も計測してみました。
で、雨の日は外気温もトタン屋根の表面温度は大体同じで、
外気温が25℃だとトタン屋根の表面度も約25℃前後でした。
どうしても、夏場の屋根塗装は塗装間隔が重要になるので、
雨が続くと頭が痛いんです。(>_<)
おそらくですが、塗料メーカーの塗装間隔って
気温も塗面の表面温度も大体一緒の計算だと思うんですよね。
なので、屋根のように外気温の2倍以上、熱くなる塗面だと
硬化促進が早くなると同時に塗装間隔も短くなる。と考えるのが普通なんでしょうね。
個人的には塗装間隔は長い方が良く、表面乾燥も遅くしたい時もあるので、
塗料メーカーさん 遅乾(ちかん)シンナー作ってください!! お願いします。m(__)m
でも、2液形だと色々不具合でます??
最終日の雪止め設置の日も朝方まで雨が降ってました。
予報だと日中は曇りとなっているので、雨が降る前に雪止めを設置しました。
その前にブラッシングしているか確認すると、大丈夫でした。(^^)
今回使用した上塗り塗料は当店の屋外暴露の結果(約3年後/南面45度)
耐候性に優れているだろうと思われる アクリルシリコン樹脂塗料を使わせて頂きました!
雪止め設置後。
雪止めは同じところに設置すると、また錆びやすくなると思うので、
1つずらして設置しました。
少し話が飛びますが、
このトタン屋根と雪止めは約14年経過し
雪止めのボルトなどが錆びています。
雪止めのボルトを緩ませ、ずらしてみると
雪止めと瓦棒の上側の接触部分に砂などが溜まっていて
ラスターで掃いてみると、錆びは発生していなく
雪止めの裏側も錆びていませんでした。
なので、築14年前後の三晃式の雪止めは交換しなくてもOKではなく
近くに山や海がある環境・方角(南面・北面など)などで、
まったく違った結果にもなると思いますので、
接触部分の汚れや錆(白錆~赤錆)の確認は必須だと思います。
でも、ずらして汚れを除去するんだったら、交換した方が良いっすかね~
施主様の意向もありますけど。
それと、雪止めを設置したまま塗装すると、汚れは蓄積されるため
次の塗り替え(約10~13年前後)の時、汚れが蓄積された影響で、
錆が発生する可能性が高くなるのでは?と思います。
長くなりますが、うちの屋根は1階が三晃式瓦棒で2階は横葺きで、
2階の雪止め付近からは錆汁が流れています。
雪止めも何種類もあるので、一概には言えませんが、
横葺きの方が錆びやすいのかな~。
ボルトは三晃式でも錆びていたので一緒ですが、
横葺きの雪止めは細部が錆びていました。
雪止めの屋根の接触部分は砂などの汚れが蓄積されていましたが
錆びは発生していないように感じました。(南面)
すべて外して確認した訳じゃないので、北面は錆びている部分もあるかもしれません。
雪止めの裏側は錆びていませんでした。
雪止めの種類やトタン屋根の種類(ガルバ・亜鉛めっき鋼板)・環境・方角などで
雪止めや接触部分の汚れや錆の発生は変わると思います。
個人的には、雪止めは外して塗って設置・もしくは設置したまま塗装を
考えると雪止めは交換が理想かな~
錆びている部分はまた錆びやすく、雪止めの細部や
接触部分はケレンしにくい/できない部分もあるので。
めちゃくちゃ話がずれましたが、SS様のトタン屋根塗装は無事完了しました。
SS様 約一年もお待たせしてしまい、本当にすいませんでした!
色々お話させて頂き、楽しかったです。(^^)
で、雪止めの話は、なにが言いたいかと言うと
雪止めやトタンの材・種類・形状により異なりますが、
雪止めを設置したままの塗装工事より、価格は多少Upしてしまいますが、
交換がした方が、美観と保護を向上させることができる。
三晃式の雪止めの下の接触部分は、横葺きより錆びにくい傾向がある。
ということでした。
ただ、材や環境などが異なるので、絶対ではありませんが、
こういう傾向なんだろうという話でした。m(__)m
コメント
コメント一覧 (6件)
初コメントです!
いい仕事してますね^ ^勉強になります^ ^
材料ってユメロックルーフですか?
@大瀧塗装店
コメントありがとうございます!
塗料はユメロックルーフではないんですよ~
ユメロックルーフは良さそうですか?
塗料の耐候性は「カタログ」では
分からないので、塗料の選択は本当に悩みますよね。(^^)
コメントありがとうございます。
僕も基本的にメーカーの謳い文句は全く信じてなくて本当のこと知りたいからメーカー電話して突っ込んできいて自分で買って色々調べてます!
自分の地元では水谷が強いですけど水谷なら関西ペイントの一液のほうが塗り方によってはもちます。
ユメロックルーフも塗り方によってはパワーシリコンより全然いいですね!
あくまでも自分の実験ですけどね^ ^
@大瀧塗装店
そうですね~
弱溶剤2液形アクリルシリコンと同等の弱溶剤1液形アクリルシリコンもありそうですよね。
こっちは関西ペイントのスーパーシリコンルーフが多いようです。
やっぱりカタログより屋外暴露の方が信憑性ありますよね(^^)
何がいいかはほんとわからないですよねー
塗り方で全然違うと信じてやってますけどやっぱメーカーによって違うのかなー?ってなりますし。
とりあえずわからなければメーカー電話しまくってますけど関西ペイントさんはずるい!って何回か言われた事あるんだやっぱいいのかなーっとは思ってますね(笑)
@大瀧塗装店
塗料メーカーや塗料の種類(水性(1液・2液)弱溶剤(1液・2液))によっても耐候性は違うと思います。
うちの屋外暴露の結果や現場を見ても違うので。
それと「色」によっても、異なると思います。
(例えば、この塗料メーカーの淡彩は良いけど濃彩はイマイチなど)
塗料の耐候性に関しては
施工させて頂いた塗面・屋外暴露の塗り板を確認するしかないっすね(^^)
(表面温度や環境・蓄熱の仕方などによっても劣化速度は異なると思いますけど)