8月18日 高密着シーラー

鼻隠し板の広い部分に
上塗り1回目を塗装。

外壁の下塗りは
弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料で、
難付着のサイディングボードに
対応しています。

主剤10:硬化剤1の比率で混合します。
(混合前)

混合するとこのような色になります。

とりあえずこのローラーで試してみます。
日塗技研で知り合った
希塗装の湯本さんから
「スリムストーン柄は
溝の中が塗りづらいので、
ローラー送っておきますね」と
いただいたローラーの中で、
タイホウのメガデカ虎なら大丈夫だろうと思い、
最初はこのローラーを試します。
湯本さん
ローラーありがとうございます。m(_ _)m

光沢のある部分が塗装後です。
溝の中にどうしても塗料が溜まりますので、
ちょっとドキドキしながら塗ってます(笑)

切断面はおそらく何も塗装されていないため、
雨水を吸い込んで劣化や微細なひび割れに
つながらないよう、刷毛で塗装します。

ちょっと溝の中をじっくり観察していると、
り・り・リフティング~~~~って。orz
なぜ???

リフティングしている部分を
恐る恐る削ってみると、
簡単に素地が露出してきます。


デジタル顕微鏡で確認すると
完全に既存の塗膜が浮いていることが分かります。
こちらが動画です。
う~~~ん
12年前に新築の現場で
再溶解や付着テストを行った時、
ケイミューの塗膜は怪しいなと感じてはいましたが、
今回は再溶解しやすいかのテストもしていますし、
付着テストもOKで満を持して塗装したのに。
12年前の記事です↓
http://abe-tosouten-blog.com/archives/51758484.html
これ以上進めると被害が拡大するのは
塗料に携わっている方なら簡単に予測できるので、
水性に切り替えればOK!という
簡単なことではないため、
塗料メーカー3社に相談させていただきました。
相談した結果、
2社は普通はリフティングしないので、
リフティングした原因が分からないとのこと。
もう1社は同じ症状を2件の現場で確認しているそうです。
原因は特定できませんが、
同じ症状を経験したという話もあるため、
工場塗装の過程など、
既存塗膜側に何か要因があった可能性も
あるのではないかと考えています。
この件に関しては外壁材メーカーの
ケイミューに連絡しても
何も変わりませんので、連絡していません。

マイティー万能水性シーラー(白)を
持ってきましたので、これで付着テストを行います。
この塗料も難付着サイディングボードに対応しています。

指定の比率で混合し、撹拌します。

数か所試し塗りします。

3時間しか経過していませんが、
付着テストの結果は良好でした。
(明日も付着テストは行います)

下塗りはここまで塗装しています。
溝をすべてじっくりと確認するのは
難しいですが、ざっくり確認しました。


溝の中に塗料が溜まっていると
もっと分かりやすいんですが、
塗料が硬化してしまうと
探すのが大変です。(^_^;)

テープを貼った1枚は
リフティングしている箇所が多く、
他は大丈夫そうでしたが、
同じロットなら同じように
リフティングする可能性も高いと思います。
この状態で塗装を続けると、
既存塗膜ごと剥離する範囲が広がる可能性があるため、
これ以上、この外壁に高密着シーラーを含む
弱溶剤(油性)塗料で施工するのは難しいと判断し、
ここで外壁の下塗りを中止しました。

下塗りは他社製になるため、
下塗りと上塗りの付着性も確認しなければいけません。
こちらもインターバルは短いですが、
現時点では付着性は良好です。
明日もう一度付着を確認し、
問題なければマイティー万能水性シーラー(白)を発注します。
ナフサの影響で、明日発注しても
すぐには届きませんので、
鼻隠し板を進めていきます。

コメント