4月28~29日
ALCのシーリング工事になります。
お見積りでは
窓廻りは※増し打ちで、
板間/目地は
Vカット後、打設の予定でしたが、
シーリング屋さんと
相談させて頂いた結果、
すべて打ち替えに変更します。
※既存のシーリングを撤去せず
打設する工事
打ち替えになった理由
デザインパネルのため、
板間/目地をVカットしても
厚みを確保しにくいのと、
窓廻りは数か所
裂けているため、
今後のことを考えると
打ち替えが理想。という
判断になりました。
作業画像

施工前
シーリングに亀裂が入っていますが、
これは塗膜の割れになります。
今回使用する塗料は
既存の塗膜より弾力性があります。
ただシーリングの伸び率と
塗膜の伸び率が異なるため、
塗膜にひび割れが発生する可能性があります。
(地震の影響もあると思います)

窓廻り施工前

シーリング撤去中

窓廻りシーリング撤去中

養生・清掃

プライマーBC-3

プライマー塗布中

使用するシーリング
サンスター技研
PU9000NB
NB(ノンブリード)
シーリングに塗装しても
汚れ(ブリード)がつきにくいことを
ノンブリード/ノンブリといいます。
ブリード(汚れ)
シーリング材の表面に可塑剤などの成分がにじみ出て
塗膜が汚れることをブリード現象といいます。
ノンブリードといっても規格がない
シーリングと塗料は相性があり、
ノンブリードのシーリングでも
ブリード(汚れ)することがあります。
塗料との相性に関しては
下塗りも関係してくるため、
すべて塗料をテストすることは
不可能でシーリングメーカーも
塗料メーカーも把握できていません。
またノンブリードといっても規格が無いため、
物凄く汚れるシーリングもあります。
自分でテストする前は
メーカーがノンブリードと公表していれば
汚れにくいだろうと信用していましたが、
シーリングのブリードテストを行うと
信用できなくなりました。(笑)
2018年にテストした結果の動画です。
このようなテストは
結果が出るまで数年かかりますが、
メーカーのカタログより
実際の現場やテストの結果の方が
信憑性があると感じてます。
技術の人間もそういいますからね(^^)
話がそれましたが、
シーリングの色(トナー)にも
可塑剤が含まれているため、
今回は色を付けず「白」で
打設させていただきました。

シーリング打設中

窓廻り打設中

シーリング作業中

シーリング工事完了

シーリング工事完了
軒天と外壁の入隅と
外壁と水切りのシーリングは
劣化がかなり遅いため、
既存のままで大丈夫だと判断しました。
塗装工事は5月9日から開始いたします。
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