2023年11月6日
足場を解体していただき
すべての工事が完了しました。
工事内容を少しでも更新する予定でしたが、
色々と忙しくなり、更新できませんでした。
m(_ _)m
時間を作り施工事例にUpする予定です。
土台水切りの光沢
工事完了後に土台水切りの光沢を計測しました。
塗装工程はケレン・目荒らし後
下塗りは弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料1回塗り。
上塗りは弱溶剤2液形フッソ樹脂塗料2回塗り。
ローラーで塗装したため、
ローラーマークが付いてますが
光沢は85.3と、かなり光沢がある塗料でした。
色はN-20という色で黒より薄い色ですが、
色褪せしやすい傾向にあるため、
弱溶剤2液形フッソを使わせていただきました。
予定していた弱溶剤2液形フッソの
耐候性が当店の暴露試験の経過を確認すると
微妙だったため、
塗料を変更させていただきました。
(差額は1缶@8000前後ですが
微妙っぽい塗料で塗装するのは
精神的に嫌ですので、
差額は当店で負担いたしましたm(_ _)m)
同じ塗料(弱2F)で05-60L(ピンク)も
使わせていただき、
こちらの光沢も計測してみると
85.5~85.8と同じような光沢でした。
この塗り板の
下塗りは錆止め塗料ではなく
密着バインダーになります。
膜厚を5回計測してみると、
05-60Lの平均は73μ
N20の平均は65μ
密着バインダー込みの膜厚ですが、
密着バインダーは5μも無いと思います。
外壁の光沢
外壁の光沢も計測してみると
14~21と ばらつき が出てしまいます。
外壁塗装の工程は
下塗りはカチオンシーラー1回塗り。
上塗りはラジカル制御のアクリルシリコンです
数値の ばらつき と数値の低下 原因
窯業系サイディングボードは
平滑部分でも
多少凸凹しているため、
光沢計の光が乱反射し、
ばらつきが発生します。
数値の低下は
上塗り塗料が水性塗料のため
平らで滑らかな塗膜になりづらく
ローラーマークが大きく
残ってしまうからです。
(レベリング性が悪いため=平滑になりにくい)
塗り板(水性/油性)に
使用したローラーは
大塚刷毛のオールワン/13ミリです。
この塗り板はアルミで平滑のため、
初期光沢は66.7と高い数値が出ましたが、
同じ塗料でも少し粘度が高くなった塗料で
塗装してみると
51.9と若干光沢が低下しました。
膜厚は2枚とも52~56μでした。
近々、無希釈で塗装した場合の
初期光沢や膜厚も計測する予定です(^^)
雨樋塗装
雨樋の工程は
ケンマロンで下地処理を行い
清掃後、上塗り塗装です。
軒樋の劣化や吊り金具の状態など考え
上塗り1回塗りの予定でしたが、
上塗り塗装後、濃霧で艶がなくなってしまい
竪樋は上塗り2回塗りになってしまいました。
刷毛で塗装すると
このようにツルツルに仕上がります。
刷毛で塗れば誰でもここまで仕上がります。(^^)
追加工事 トタン屋根塗装
こちらトタン屋根は追加で塗装させていただきました。
トタン屋根の既存の塗膜はポリエステルのため、
マスキングテープの のり残りの
検証をさせていただき、
収穫のある知識が身につきました。
追加工事ありがとうございました。m(_ _)m
水性テクトセーフティー洗浄剤
現場作業に関係ない話になってしまいますが、
8月に水性テクトセーフティー洗浄剤を知り
期待せず大塚刷毛の水星を洗ってみると
かなり綺麗に洗浄できました。
(刷毛の毛の種類にもよるとおもいます)
こんな感じで塗装。
帰宅後、テクトセーフティで洗浄。
同業者の方にしか
わからないと思いますが、
ここまで綺麗に洗浄できました。(^^)
もうテクトセーフティー信者になりそう(笑)
ポリカ復旧など
一旦撤去させて頂いたポリカは
北側で紫外線劣化が少ないため、
同じポリカを再設置しました。
前回は釘留めでしたが、
今回はビス止めで設置しました。
旦那様
ポリカの洗浄ありがとうございました。m(_ _)m
エアコンのスリムダクト(カバー)は
◯君に水拭きしていただいてから復旧。
塩ビ管も復旧。
F様本当にありがとうございました。
前回(2011年11月)も外壁塗装をさせていただき
今回もご発注いただき本当にありがとうございました。
新築時は先代が外壁塗装させていただいているため、
今回で3度も作業させていただき感謝しかありません。
納屋のトタン屋根は
「ペンキ屋さんの都合良い時で良いから塗って」と
仕事をいただき来年着工できるよう頑張ります。
旦那様へ
来年はもう少しギターの腕を磨いておきますので、
またギターお貸しください。m(_ _)m
同じ型のアコギ購入しようか悩んでいます(笑)
奥様へ
毎日、一服をご用意していただき
2人で美味しく食べさせて頂きました。(^^)
このお菓子気に入って探してます(笑)
塗膜調査
今回、使用させていただいた塗料は
当店の屋外暴露試験で優秀だった塗料のため、
大丈夫だと思いますが、
改良・改悪されているケースもありますので、
前回同様、外壁などの塗膜は
定期的に調査させていただきます。
今後もよろしくお願いいたします。
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