【TM様邸/外壁屋根塗装工事】03 コーキング/シーリング増し打ち(窓廻りなど)

窓廻りは増し打ちの予定ですが、
怪しい部分は打ち替えになります。

既存のコーキングはノンブリードタイプではない
変成シリコンを充填し塗装したため、
塗膜に汚れが付着しています。
(塗膜があるので、既存のコーキングは弾力性があります)
この汚れは高圧洗浄では除去できないため、
弱いシンナーで除去していきます。

この程度除去できればOKです。
ブリードを除去せずプライマーを塗布した場合、
付着性は劣ってしまいますが、
自然に剥がれることはないと思います。

北面1階の窓廻りなんですが、
この汚れなんなんだべ?と思い
コーキングを引っ張ってみると

ペンキ屋の大好きな
シリコーンシーラントが出てきました。(^^)
前回、改修した業者 おだづなよ!(笑)と
突っ込みたくなります。
おそらく他の部分も同じように
施工していると思うので、いや~困ったど。(苦笑)
このあとシリコン地獄5カ所ぐらいありました。!(^^)!

付着の悪いコーキングはできる限り除去。
除去しながら、
シリコンーンシーラントにプライマーレスで変成シリコンを充填しても
自然に剥がれることは少ないんじゃないかなと。
自然に剥がれないからOKじゃないけど。(笑)
画像はありませんが、除去後 清掃後→シリコンカバーNB→コーキング充填しました。

ここの窓廻りのブリードが凄すぎるので、
恐る恐るカッターで切ってみると、

ボロボロの部分もあれば、

硬化不良の部分もありました。
なにをどうやったら、こんなに硬化不良になるんだろう?

北面 2箇所だけ藻が付着している部分があったため、

SK化研のSKKカビ除去剤#50(アルコール系)を塗布後、
はりきり君でゴシゴシ除去し、

ここまで除去すればOKでしょ。

養生→プライマー塗布→コーキング充填(増し打ち)→養生撤去で完了。

そういえば南面の1階の軒天と外壁の入隅に
コーキングが充填されてませんでした。(^_^;)
画像はありませんが、コーキング充填しました。

お店の窓廻りも充填。

旦那さまが気にしていた入隅の
コーキングは裂けてなく、弾力性もあり
そのままの状態でも良さそうでしたが増し打ち。

ひび割れが数か所(10か所以下)あり、カッターでVカット。

プライマー塗布→コーキング充填。
平らにならすと、目立つと思い少し凹凸つけてみました。

ここも

こんな感じで充填。
窓廻りの増し打ち・打ち替えは
約7日間かけました。
コーキング/シーリングは除去してみたり
引っ張ってみないと、わからない部分が多いので
予想通り進まないことが多いです。
今回のコーキング工事は3面接着・目地幅が狭い・
シリコンシーラントと硬化不良などが多く
想像以上に手間がかかってしまいました。
次は高圧洗浄の記事をupする予定です。

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