【2019/5月 現場調査】
2020年3月6日からDh様邸の外壁/屋根塗装工事を着工させて頂きました。
現場調査・お見積りは2019年5月に行わせて頂き、
約1年間お待ち頂きました。m(__)m
お見積りの依頼は
去年、BB様邸で作業していたとき、
Dh様に「うちの屋根 茶色になってきているんだけど、なんだい?」と
声をかけて頂きました。
BB様の屋根からDh様の屋根が見えるので、
声をかけて頂く前から、なんで棟だけ茶色というか
赤錆び色が露出してきてるんだべ?と気になってました。
( 頼まれてもいないのに外壁や屋根の塗膜を
観察→塗料/塗膜判別→原因特定するペンキ屋多いです(笑))
で、Dh様には
「憶測ですが上塗りの塗膜が劣化→消滅して、
下塗りの赤さび色が出てきているのがもしれません」と
お伝えしました。
屋根(トタン/亜鉛めっき鋼板)
2019年5月 現場調査をさせて頂き、
2階のトタン屋根に上がり、
茶色っぽく見える部分を確認してみると、
棟包み・谷周辺は錆び止めが露出している状態でした。
錆止めが露出した原因は
上塗り1回塗りで 膜厚不足(希釈しすぎ)だと思います。
膜厚不足は刷毛で塗装した部分だけで、
ローラで塗装した部分は上塗りの塗膜が消滅していないようなので、
錆び止めが露出している部分は少ないと思います。
(上塗り1回目が擦れて赤錆び色が透けている部分はありました)
雪止めが2~3個外れていて、
この傷を追いかけると、
軒樋に落ちてました。(^_^;)
外壁(窯業系サイディングボード)
外壁は塗膜が発砲している部分があり、
発砲が多い面は南面→西面→東面と
陽当たりが良い面に多く発生していました。
発砲の原因は
おそらく水分ではなく「溶剤と熱」が関係していると
思いますが、原因を特定することはできませんでした。
ただDh様の発砲とBB様の発砲は似ていて、
Dh様・BB様の新築時の塗膜は強溶剤アクリルで、
前回塗装した塗膜は弱溶剤1液形ウレタンもしくはシリコンです。
で、弱溶剤1液形塗料は熱で軟化しやすいので、
軟化した時、溶剤が原因で発砲するのかもしれません。
BB様邸は工事完了してから1年経過し、
先日ちょっと挨拶に伺い、パッと外壁を見ると、
発砲は発生していないように感じたので、
近々、時間をかけて塗膜調査させて頂く予定です。
発砲は熱と溶剤が原因だと思いますので、
今回も下塗り塗料・上塗り塗料は
油性(弱溶剤)ではなく、
水性塗料とお見積りさせて頂き、
現場調査報告書など提出し
外壁/屋根塗装工事を発注して頂きました。m(__)m
【2020/3月6日 足場設置】
2020年3月6日
足場設置を設置。
足場を設置する前に、ブロックを置いてウッドデッキを少し前に移動。
これぐらい間隔があれば、
外壁と土台水切りを塗装できます。
足場はこういった部材を使って設置します。
足場設置中。
足場設置完了。
現在、施工中の現場が完了次第、
作業開始させて頂きます。m(__)m
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