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2024年1月 ローラーテストの結果 水性の膜厚

スカイとドラゴン 膜厚

膜厚/3インチ毛丈13~16㍉

3インチ毛丈13~16㍉の
上塗り2回目の膜厚が40μ以上の
ローラーは7種類ありました。

膜厚数値は5回計測の平均数値になります。
使用塗料はダイナミックTOPの白で艶あり。

ローラー毛丈1回目膜厚2回目膜厚
Wonder13㍉25μ49μ
SORA13㍉15μ45μ
Sky13㍉23μ43μ
ホワイト13㍉20μ42μ
ドラゴン16㍉18μ42μ
ミント15㍉21μ40μ
ソレーユ13㍉20μ40μ

毛丈に関しては、
これ本当に13㍉なの?と疑うぐらい
短いのもあれば長いのもありますが、
当店で調べ計測した結果、
この7種類のローラーは
膜厚が付きやすい傾向にありました。

ピンク色の文字のローラーは
マイクロファイバー混紡で、
他はポリエステルです。

膜厚を付けたい場合は
ポリエステルのローラーの方が
優れています。
ただ飛散や耐久性の問題もありますので、
これに関しては、
現場で試すしかないですね。

ちなみにマイクロファイバーの
ローラーは上塗り2回塗りの
平均膜厚は30μ前後と
上記のローラーと比較すると
10μ前後低い数値でした。

上記の7種類の詳細

記事のスペースの関係で
マイクロファイバーはMFと略します。

膜厚とローラーマークのバランスも重要のため、
ローラーマークと比較していきます。

会社/ローラーインチ繊維
大塚刷毛/Wonder3ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回25μ2回49μ13㍉
大塚刷毛 Wonder ローラーマーク
会社/ローラーインチ繊維
高翔産業/SORA3ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回15μ2回45μ13㍉
高翔 SORA 3インチ毛丈13ミリ ポリエステル ローラーマーク
会社/ローラーインチ繊維
大塚刷毛/Sky3MF混紡
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回25μ2回49μ13㍉
大塚刷毛 Sky スカイ マイクロファイバー混毛
会社/ローラーインチ繊維
ハケ市/ホワイト3ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回20μ2回42μ13㍉
ハケ市 ホワイト 3インチ毛丈13ミリ ポリエステル ローラーマーク
会社/ローラーインチ繊維
タイホウドラゴン3ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回18μ2回42μ16㍉
タイホウ ドラゴン 3インチ毛丈16ミリ ポリエステル ローラーマーク
会社/ローラーインチ繊維
ハケ市/ミント3MF混紡
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回21μ2回40μ15㍉
ハケ市 ミント 3インチ毛丈15ミリ マイクロファイバー混毛 ローラーマーク
会社/ローラーインチ繊維
PIA/ソレーユ3ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回20μ2回40μ13㍉
PIA ソレーユ 3インチ毛丈13ミリ ポリエステル ローラーマーク

塗面の柄などもあるため、
ローラーの選択は悩みますよね。

膜厚/4インチ6インチ毛丈13~23㍉

ローラー毛丈1回目膜厚2回目膜厚
ライム20㍉32μ66μ
さくら13㍉18μ45μ
KEN-G12㍉15μ43μ
海人13㍉20μ42μ
ミラクル13㍉22μ41μ
WAKABA13㍉17μ40μ

ライムは過剰なほど
膜が付いてしまいましたが、
現場でも膜は付く傾向が強いです。

タイホウのミラクルは転がしている時、
ローラーの芯が近い感覚というか、
硬い感じがするため、
膜厚は付きにくいと感じてましたが、
独特のローラーマークのため、
41μ付いたと思います。

上記6種類の詳細

会社/ローラーインチ繊維
大塚刷毛/ライム6ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回32μ2回66μ20㍉
大塚刷毛 ライム 6インチ毛丈20ミリ ローラーマーク
会社/ローラーインチ繊維
好川/さくら4ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回18μ2回45μ13㍉
好川 さくら 4インチ毛丈13ミリ ポリエステル ローラーマーク
会社/ローラーインチ繊維
Pツール/KEN-G4ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回15μ2回43μ12㍉
gkysペイントツール KEN-G 4インチ毛丈12ミリ ポリエステル ローラーマーク
会社/ローラーインチ繊維
はけ屋/海人6ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回20μ2回42μ13㍉
はけ屋 海人 6インチ毛丈20ミリ ポリエステル ローラーマーク
会社/ローラーインチ繊維
タイホウミラクル6ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回22μ2回41μ13㍉
タイホウ ミラクル 6インチ毛丈13ミリ ポリエステル ローラーマーク
会社/ローラーインチ繊維
大塚刷毛/wakaba6ポリエステル
平均膜厚毛丈割れ毛抜け
1回17μ2回40μ13㍉
大塚刷毛 WAKABA 6インチ13ミリ ポリエステル ローラーマーク

平滑面の外壁に膜厚を付けたい場合(水性)
おすすめするローラーはどれか?

作業性が良く飛散が少なく
ローラーマークが綺麗で膜厚が付きやすく、
耐久性の優れているローラーはあるのか?
と自問自答し、小一時間考えた結果

そんな
完璧なローラーはありませんでした。m(_ _)m

で、このローラーがおすすめです。
答えれるよう、
色々考えたことを書き留めておきます。

大塚刷毛のライムは膜厚が付きやすいが、
ローラーマークが荒々しいからNG。
Wonderも同じくローラーマークでNG。

ミラクルと海人・WAKABAは
縦長の波模様が強いためNG。

KEN-GとホワイトとSORAは
現場で使用したことはありませんが、
見た感じ飛散と耐久性がNG。

ソレーユは
ローラーマークがNG。

残りは Sky . ミント . さくら .ドラゴン
ミントは4インチ以上が無いためNG。
さくらは飛散が気になるのでNG。

2種類に絞りしましたが、
これでは寂しので、
膜厚が30μ前後で
肌が良いマイクログランデと
グロリアを追加。

先々週、塗装した物があり、(クリアファイル)
もう一度膜厚を計測してみると、
グランデ10回計測✕2の結果 平均29μ/34μ
グロリア10回計測✕2の結果 平均32μ/33μ
若干膜厚が少ないので、やはりNG。

←マイクログランデ13㍉    グロリア13㍉→

タイホウのドラゴンをもう一度計測。
ドラゴン10回計測の結果 平均42μ。

テストで計測した膜厚は変動が少ないので、
スカイ(13㍉)とドラゴン(16㍉)の膜厚は
ほぼ変わらないと思うので、
ローラーマークで決めたいと思います。

スカイはマイクロファイバー混紡のため、
ローラーマークはマイクロ系で
目が大きいですが、
ドラゴンはポリエステルのため、
ローラーマークが細かく
飛散が同等であればドラゴンです。

パッと見た目は
極端に変わらないので、
あとは好みと飛散ですかね。(^^)

銀虎と比較した場合はこんな感じです。

近々
マイクログランデ13㍉と18㍉・25㍉と
グロリア20㍉ スカイ13㍉と18㍉
ホイップ13㍉ ドラゴン16㍉と21㍉
塗り板を作成し
ローラーマークと膜厚を確認します。

もしマイクログランデ18㍉と
グロリア20㍉が
40μ前後付けば、ドラゴンではなく
グランデ・グロリアを使いたいです。

おそらく
ハケ市のマイクロファイバー混紡の例を見ると
レッド/11㍉36μ
ホワイト/13㍉35μ 
ミント/15㍉40μ
毛丈1㍉で1~2μ上がりそうなので、
マイクログランデ18㍉が
38~40μ付くことを期待しています。

追記
マイクログランデ
6インチ毛丈18ミリで
上塗り2回塗りで38μは、
かなり厳しいという
結果が・・・
結果と傾向はこちら