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宮城県東松島市【外壁塗装】CO様邸 16~17日目 下塗り塗装(シーラー)

この記事の所要時間: 339

こちらのCO様邸は、あと1日で塗装工事が完了し
雪止め設置と足場解体のみとなりました。

毎度のことですが、ブログがおっつかない(^_^;)


で、16日目と17日目は外壁に下塗り塗装を行いました。
下塗りする前に、土台水切りを養生。

この北面はマスカーで養生が困難なのでマスキングテープを重ねて
布シートで養生を行いました。


外壁と外壁の間にある水切りはマスキングテープで養生。
使用したマスキングテープはカモイの246。

水切りに塗装した錆び止め塗料は関西ペイントのスーパーザウルスⅡなので
上塗りに水性塗料を使用してもOKらしいんですが、
ちょっと気持ち悪いと言うか不安なので、
この水切りは後日、弱溶剤(油性)で塗装します。
(サッと目荒らしすれば水性塗料でも剥がれることは無いと思います)
   

塩ビ管は外壁塗装の邪魔って言ったらおかしいですけど、妨げになるので一旦撤去。
外壁と一緒に塩ビ管も塗装すれば、撤去→復旧の手間を省略できますが、
今回使用する上塗り塗料は水性塗料なので、
できれば一緒に塗装したくないんですよねぇ~。
     
一緒に塗装したくない理由は当店なりにあって、
一般的に使用されている1液形の水性塗料は弱溶剤(油性)と比較すると
レべリング性に劣り刷毛目やローラーマークがでやすい/目立ちやすいので、
どうしても躊躇しちゃいます。

でも、一般の方が水性塗料と油性塗料のレべリング性の差が分かるか?と言うと
分かりづらいと思います。なので、そこまで気にしなくても良いレベルかもしれませんが、
一般の方が分からづらい部分まで考え塗装するのが職人だ!
な~~んて、薄っぺらいことは言いませんが、
答えが無いこと考え試行錯誤するのが楽しいだけかもしれません。(笑)
  
んじゃ、外壁も弱溶剤(油性)で塗装すれば良いんじゃないの?って思われると思いますが、
窯業系サイディングボードに弱溶剤をあまり塗装したくない理由がいくつかあるので、
当店は窯業系サイディングボードの場合は水性塗料をお勧めしています。

あ けっして水性塗料の方が安いからとか、そんなくだらない話じゃありませんよ!(笑)
(ちなみに油性より水性の方が高い塗料もあります)
  

で、塩ビパイプを押さえているサドルの裏側は汚れているので、
ワイヤーブラシでゴシゴシ擦って清掃。


下塗り塗料はKFケミカルのマイクロカチオンシーラーです。
同じ下塗り塗料でも微弾性フィラーと呼ばれる下塗り塗料もありますが、
基本的には窯業系サイディングボードにはNGです。

でも、意外と使用されているようです。(>_<)

ただ、微弾性フィラーで
窯業系サイディングボードを塗装すると、必ず不具合が発生する。
と言う訳じゃなく、不具合が発生する確率が上がると言われています。
(色や膜厚・サイディングボードの貼られ方でも異なります)
これをOKとするかNGとするかは施工店次第となっちゃいます。

次の塗り替えを考慮すると、良いことはないでしょうねぇ~。
 

で、マイクロカチオンシーラーはリンゴジュースを薄くしたような色で


粘度も低くジャバジャバです。


ホコリやゴミが溜まってないと思いますが、
下塗り塗装する前に外壁をブロワで清掃。


縦目地やローラーでは塗装できない部分を刷毛で塗装し
(俺の左手が写ってる(>_<))


広い面はローラーで塗装。
色が濃くなっている部分が下塗り(シーラー)塗装後です。


早めに上塗り塗装する予定ですが、一旦水切りの養生を撤去。

で、16日目は北面と東面を下塗りして作業終了。


帰り際、含水率が高く出る部分(南面)を計測。
水洗いを行ってから一週間ぐらいで、
やっと16%まで下がりました。(^^)

今回、サイディングボードの貼られ方が縦張りで縦に目地があるので、
そこから水が浸入したのかな?
ただ、縦目地にはパッキンがあるので、
水がドバドバ侵入しないし。

でも、やっぱり水分だったんだろうなぁ~


17日目は南面と西面の下塗り塗装。
南面の窓(開口部)は、作業するたびに養生していたので、
下塗りを始める前にマスカー/ビニールで養生。


 一部、はみ出ているパッキンの除去を忘れていたので、これを除去後


 外壁塗装の下塗り。
色が濃くなっている部分が下塗り後です。
 

予定より早く終わったので、笠木のケレン・錆び止め塗装を行いました。
まずはケレンする前に、ペンキ屋が嫌いなシリコーンシーラントが充填されていたので、
シンナーで汚れを除去。


除去後、ペーパーでケレン/目荒らし。
たまに「塗装は下地処理が大事です!」と言いながら、
ケレンレスと言うコントみたいな話もあります(笑)


シリコーンシーラントの部分を残し、錆び止め塗装完了。
ここも水切りと同じスーパーザウルスⅡです。

スーパーザウルスⅡは錆び止めっぽくない肌と言うか粘度なので、
それが良い時もあれば、物足りない時もあるので、
錆び止め塗料もやっぱり使い分けないとダメっすねぇ~。

にしても、CO様の工事記録
夏までにすべて更新できるかな。ちょっと不安だ。(^_^;)

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