2012年 宮城県東松島市 j様邸 トタン屋根塗装

トタン屋根は塗り替えしてから約10年程度経過し錆が発生し、ところどころ塗膜が剥がれていました。
既存の塗膜の状態(付着性)が良い場合は、ディスクグラインダーやペーパーでケレンを行えますが
今回は既存の塗膜の状態が悪いため、水洗いで死膜(剥がれている・剥がれそうな塗膜)を
なるべく除去してからケレン作業を行いました。

 

トタン屋根塗装/高圧洗浄(水洗い)

高圧洗浄機 防音型
水洗いはエンジン式高圧洗浄機を使用しました。
この高圧洗浄機はエンジン式のため、多少騒音が伴いますが
防音型ですので、開放型よりは騒音は低いです。

話はそれますが、このフルテックの高圧洗浄機(2代目)は、
2010年に購入して2011年3月に水没。
震災3日後、蓋をあけ内側のスポンジを触ってみると濡れていたため
「終わったな」と確信しましたが、
奇跡を信じ祈りながらリコイルスターターを引っ張ると
なんと奇跡が!! 起こりませんでした・・・・(泣)

 

高圧洗浄機 エンジン載せ替え
また新しく購入しようかなとも考えましたが、
エンジンを載せ替えれば使用できると聞き載せ替え現在も使用しています。

 

トタン屋根塗装 フロート弁 高圧洗浄
高圧洗浄機で水洗いを行う場合、桶に水をためながら作業を行います。
使用する水は水道水を使わせて頂くため、
桶が一杯になると自動で止まるフロート弁を使用します。

 

トタン屋根塗装 高圧洗浄 トルネード
圧力を150キロに設定しスーパーターボノズルでトタン屋根を洗うというよりは
密着の悪い塗膜を剥がしていきます。
このノズルを使用することによって洗浄力1.3倍になると言われています。

 

トタン屋根塗装 高圧洗浄機 トルネード
分かりずらいですが、回転しながら噴射します。

 

トタン屋根塗装 水洗い前後
塗膜が剥がれている部分が洗浄後となります。

 

トタン屋根塗装 高圧洗浄前
雨樋の下には藻が生え塗膜が剥がれていたため、

 

トタン屋根塗装 高圧洗浄後
雨樋をずらしながら、洗浄を行いました。

 

トタン屋根塗装 高圧洗浄前 
トタン屋根 高圧洗浄前

 

トタン屋根塗装 高圧洗浄後
トタン屋根 高圧洗浄後

乾燥後、すぐ下塗り(錆止め)を塗装するのではなく、
ケレン作業(錆び除去等)を行います。

トタン屋根塗装/下地処理(ケレン作業)

トタン屋根塗装 雪度 サビ
雪止めは塗装ではなく交換のため、ケレン作業を行う前に撤去させて頂きました。

 

トタン屋根塗装 雪止め
前回は雪止めを塗装されていましたが、ここまで錆びてしまうと、
細部やトタン屋根と雪止めの接触部分などを
十分にケレン・塗装するのが困難なため、交換をお勧めしております。

 

トタン屋根塗装 雪止め さび
雪止めを外し裏側を確認してみると、やはり錆びていました。

 

トタン屋根塗装 雪止め サビ
錆汁はこういった細部・裏側から流れ出し美観を損ねていました。
こういった細部と接触部分をまともにケレン・塗装はできません。
仮にできたとしても、費用対効果を考えると交換された方が良いと思います。

 

トタン屋根塗装 ケレン前後
雪止めを設置したままだと、雪止めと屋根の接触部分の下地処理(ケレン)も
交換する事によって綺麗にケレン・塗装ができるため、より錆びにくくなります。

 

トタン屋根塗装 錆除去前
トタン屋根は横葺き(AT式)で、ハゼの折り曲げ部分に錆が発生していたため、
ディスクグラインダーを使用し、できるだけ錆びを除去させて頂きました。

 

トタン屋根塗装 サビ除去後
錆除去後。

 

トタン屋根塗装 唐草 ケレン
唐草はケンマロンやペーパー等でケレンを行います。

 

トタン屋根塗装 ケレン後
ベタ面はディスクグラインダーにエヌグリットを装着し、
ケレン作業(錆び・死膜の除去)作業を行いました。

 

トタン屋根塗装 ケレン前
トタン屋根塗装 ケレン前。

 

トタン屋根塗装 ケレン後
パッと見た感じ塗装をしていないため、変わった感じがありませんが
ケレン作業は、とても大事な工程で、これを省略したり簡易的に行うと
塗膜の付着性不良や早期に錆びが発生しやすくなります。

トタン屋根塗装/錆び止め塗装

トタン屋根塗装 高日射反射率塗料 下塗り 錆び止め
トタン屋根に使用する上塗り塗料は
水谷ペイントの弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料
「快適サーモSi (高反射率塗料)」のため
下塗りも専用の錆止め塗料「快適サーモプライマー」を塗ります。

 

トタン屋根塗装 錆び止め  快適サーモプライマー
快適サーモプライマーはクリームっぽい色です。
高反射率塗料の下塗りの色は、
ほとんどが白系で下塗りの塗膜でも反射させるメカニズムです。

 

トタン屋根塗装 錆び止め 増し塗り
ケレン後、錆が発生していた部分には刷毛で増し塗りを行います。
(増し塗り=錆びている部分を1回多く塗装する)
増し塗りすることによって、少しでも錆びにくくなります。
錆び止め塗料は2液形の塗料なので、指定の比率で調合します。

 

トタン屋根塗装 錆び止め ダメ込
ローラーで塗装できない部分(ハゼの重なり部分や唐草等)を刷毛で塗装します。

 

トタン屋根塗装 錆び止め塗装
ベタ面をローラーで塗装し、錆止め完了となります。
ほとんどの錆止め塗料にはインターバル(塗装間隔)があり、
3時間以上~7日以内・8時間以上~10日以内と塗料により異なります。
このインターバルより早く塗装するとリフティングや
乾燥不良が起きたり逆に遅く塗装してしまうと、
層間剥離などの不具合が生じやすくなるため、
当店はインターバル厳守で作業を行っております。

ただし、外部作業のため天候に左右されやすく、
インターバルを過ぎた場合は、目荒らしを行うか
錆止めをもう一度塗装することになります。
(インターバルが過ぎた場合の対処法は塗料メーカーにより異なりますので
この他にも対処法があります)

トタン屋根塗装/上塗り2回塗装

快適サーモ 高反射率塗料 トタン屋根塗装
上塗りは水谷ペイントの高反射率塗料の
快適サーモSi(弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料)です。
色はニューサーモブラックで日射反射率は55.1%です。

 

快適サーモ 高反射率塗料
この塗料は2液形の塗料のため、主剤7に対して硬化剤1と決められた比率がありますので、

 

秤 トタン屋根塗装
秤を使用し調合を行います。

 

トタン屋根塗装 上塗り2回塗り後
美観と膜厚を考えながら、上塗りを2回塗装し完了しました。

ビフォーアフター/トタン屋根塗装

トタン屋根塗装 ケレン後
トタン屋根塗装/下地処理(ケレン後)

トタン屋根塗装 上塗り2回塗り後
トタン屋根塗装/上塗り2回塗り

ビフォーアフター/トタン屋根塗装

トタン屋根塗装 高圧洗浄後
トタン屋根塗装/高圧洗浄後

トタン屋根塗装 上塗り2回目
施工後


 


◇J様
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