2014年7月から外壁と屋根・付帯部(軒天・破風・雨樋など)を塗装させて頂きました。
外壁に使用した上塗り塗料は弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料で、屋根と付帯部には弱溶剤2液形フッ素樹脂塗料です。立地条件・環境・方角等で異なりますが、次回の塗り替えは10年前後とみております。【屋根塗装(縁切り部材/タスペーサー02)】←こちらの現場では動画も撮影させて頂きました。(クリックする動画を視聴できます)
施工後です。外壁(窯業系サイディングボード)の塗装工程はシーリング(打ち替え・増し打ち)→水洗い→下塗り→上塗り2回塗りで仕上がりました。屋根(カラーベスト)の塗装工程は水洗い→下塗り2回塗り→タスペーサー(ダブル工法)を挿入後→上塗り2回塗りの計4回塗りで仕上がりました。どの現場も同じですが、美観と保護を考え施工させて頂きました。ST様 長々と工事をさせて頂き有難うございました。
コーキングの縦目地打ち替え・増し打ち
外壁が窯業系サイディングボードのため目地や窓枠・軒天と外壁の入隅等に
シーリング(コ―キング)が充填されています。
このシーリングは経年劣化で弾力性が失われ切れたり・裂けやすい状態になります。
T・S様の外壁の貼られ方は横貼りで「金具留め」のため、
釘留めより、シーリングにかかる負担は大きくなると思います。
どのお宅も同じですが、少しでも耐久性が向上するよう厚く充填させて頂きました。
窓枠や軒天と外壁の入隅は劣化具合を見ながら、増し打ち・打ち替え等を行いました。
作業内容は旧ブログにUpしております。画像をクリックして頂くとご覧いただけます。
外壁塗装/窯業系サイディングボード
外壁はINAXのエクセリアで塗膜は「無機塗料」です。
無機塗料・光触媒の場合、一般的な下塗り塗料では付着が悪いため、
日本ペイントのファインパーフェクトシーラーを塗装させて頂きました。
念のため、無機塗料(塗膜)とファインパーフェクトシーラーの
付着が良好か現場でテストさせて頂きました。
画像をクリックして頂くとご覧いただけます。
屋根塗装/カラーベスト・コロニアル
屋根は経年劣化で塗膜が剥がれ苔類が発生し美観を損ねていました。
屋根の柄と剥がれ方が珍しいため、こちらも付着性テストを行いました。
カラーベスト・コロニアルの素地が露出したため、下塗りは2回塗装させて頂きました。
画像をクリックして頂くとご覧いただけます。
お客様の声
宮城県石巻市 S・T様
天候に左右される仕事の上、朝早くから夕方遅くまで
綺麗に仕事をして頂き感謝しています。満足しています。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
◇2014年 当店のブログにS・T様の外壁塗装/屋根塗装の施工事例を更新しております。
「2014/10月」「2014/11月」「2014/12月」←クリックして頂くとご覧いただけます。
屋根塗装/約3年半後
約3年半後、塗膜の調査をさせて頂きました。
塗膜の剥がれ等は無く、良い劣化だと思います。
アンテナ周辺は鳥の糞などが落ちてますが、
塗膜の剥離は見当たりませんでした。
光沢は室内保管の塗り板と比較すると、
若干低下していますが、まだ頑張れそうです。
雪止めは鉄製ですが、錆び汁の流れなどは
ありませんでした。
外壁塗装/約3年半後
外壁に使用した塗料は弱溶剤2液形アクリルシリコンです。メーカーや色によっても異なるため一概には言えませんが、4~5年はチョーキング現象を(塗膜が粉状になる)発生しないと思います。
シリコーンシーラントが充填されていた部分は
スムースエポを充填し付着性を高めました。
剥がれなどなく良好な状態だと思います。
屋根塗装/約6年後
3年半後と比較すると、光沢は低下し少し白っぽく
色褪せしていましたが、まだ光沢はあります。
雪止めからの錆汁の流れはありませんでした。
塗膜はチョーキング現象が発生していました。
屋根は過酷な環境にさらされるため外壁より劣化が早いです
外壁塗装/約6年後
外壁に弱溶剤2液形アクリルシリコンを塗装し
若干チョーキング現象が発生していました。
一般的にアクリルシリコンは6年ぐらいから
チョーキングしてきますが、光沢はまだ残って
いるため、まだ塗り替え時期ではありません。
(ウエスで濡らした部分が元の色)
3年半後の点検よりシーリングの上の塗膜の
割れが増えたような気がします。
ベランダの外壁は弱溶剤2液形アクリルシリコンより高価な弱溶剤1液フッソを塗装しました。
(差額分はサービス)
カタログでは弱溶剤2液形アクリルシリコンより耐候性に優れているような話でしたが、カタログ以下の結果になってしまいました。
それでもまだまだ光沢があり塗り替え時期ではありませんので、今後も調査させて頂きます。
2~3年後 また点検に伺いますので、
よろしくお願いいたします。