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シーリング/コーキング屋外暴露実験 塗膜編

この記事の所要時間: 244

毎年のことですが、ペンキ屋にとって厳しい季節がやってきました。
と毎年書いてますね。たぶん(笑)

昨日の天気予報だと「雪」は降らないけど気温が低いらしいので、
ケレンや養生撤去などを行う予定にしていましたが、
朝から雪が降り、最強寒波にお手上げです。(^_^;)

車にサッと積もりましたが、10時前には止み天気が回復しそうな感じだったので、
現場へ向かう途中 パラパラと舞ってきたため、


帰宅し一斗缶などを整理していたら、めちゃくちゃ雪が降ってきました。(>_<)
これが継続的に続いたら、絶対積もるなと覚悟しましたが、
すぐ止んでくれて助かった。(^^)

と言っても、現場での作業は中止にしたため、いまブログ書いてます(笑)


シーリング/コーキングの屋外暴露を作成している時、
ふと 外壁のクリヤーって、どんだけ耐候性良いんだべ?。
単色/2色塗り分けになってしまうけど、
同じグレードならエナメルの方が耐候性良いでしょ?。
エナメル(シリコン)2~3回塗装後クリヤーを塗装すれば
エナメルのチョーキング現象を遅らせることはできると思うが、
7~10年経過した劣化塗膜に
(新築時の塗膜のグレードや工程によっても異なりますが)
クリヤーを塗装しても既存の塗膜がチョーキングした場合、
クリヤー層が剥がれる?白化する?
などの疑問にぶつかったので、
丸のこを購入しプチ実験することにしました。

ちなみに「チョーキングしていた?しそうな外壁にクリヤーを
塗装された現場があり、数年でクリヤーが剥がれた。白化した現場もある」
と以前 同業者の方から教えて頂いたことがあるので、
プチ実験する必要も無いかなと思いましたが、
自分で試すことに意義がある! な~~~んてね(笑)


で、塗り板は窯業系サイディングボードを使いたいので、
他現場から頂いてきました。
(間違っても盗んできたんじゃないっすからね)

いつもお世話になっている大工さんに
「サイディングボード切んだごって、
裏側から切った方が綺麗だと」と教えて頂いたので
その通り切って見ましたが、
真っ直ぐ切断するって結構難しいんですね~(^_^;)


プチ実験なので、塗り板は小さくカット。
屋外暴露するクリヤー塗料は2種類で
1つは弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料(艶有)
もう一つは水性2液形無機塗料(艶有)です。
塗り板は屋外暴露用と室内保存用の2つ作成。


ただ、クリヤーを塗るだけじゃつまらないので、
劣化塗膜を想定しエコフラット70(EP)を塗装することに。
色は白化・剥がれた時、すぐ分かるよう黒色。


下塗りを塗装してからエコフラット70を刷毛で2回塗装。

画像はありませんが、乾燥してからクリヤーの下塗りを塗装してから


水性2液形無機塗料を塗装。
このクリヤー塗料は乳白色でボテボテしていて
塗装した時は白っぽいですけど、乾燥すると透明になります。


既存塗膜EP Ver と 通常のクリヤー2回塗り完成。
ついでなので、


他の塗料も作成。
ただ色が全然違うので比較になるか微妙ですけど、
無いより有った方が良いでしょ?(笑)


シーリング/コーキングの屋外暴露実験と同じ日に設置。
EP Verがどうなるか非常に楽しみだ(^^)


余った廃材で目地を作りシーリング充填後にクリヤーを2回塗装。
サイディングボードを折り曲げるとシーリングは追従してきますが、
クリヤー塗膜は割れました。(当たり前ですけど)


割れた塗膜を見るとシーリングから剥離していました。
白っぽくなっている部分はクリヤー塗膜が浮いています。


エナメル塗膜(水性)も普通に割れますが、


塗膜の浮き・剥がれはありませんでした。
シーリングと塗膜の相性もありますけど、
クリヤーよりエナメルの方が付着良いのかな?

ま・基本シーリングの上にクリヤー塗装はNGなので、
どうでも良い話っすね。(エナメルもだけど)

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