2017年/コーキングとコーキングの付着性テストと弾力性(硬度)サンプル作成

コーキングの厚み・劣化具合・ブリード(汚染)などでも異なると思いますが、
コーキングとコーキングの付着性は「非常に良い」とは思えず
かといって、「非常に悪い」と言う訳でもないよなぁ~と、以前から感じていたので、
今回、現場で撤去したコーキングを使って付着性テストを行ってみました。

それと経年劣化したコーキングと新しいコーキング・弾性ウレタンパテの
硬度(柔らかさ)も計測してみました。

コーキングとコーキングの付着性テスト作成

↓ブログにも書きましたが、最初めちゃくちゃ簡易的な付着性テストを行いました↓

ブリード(汚染)したままのコーキングにプライマー塗布とプライマー無し。
ブリードを除去してからプライマー塗布とプライマー無し。を作り
現場で使用していた変成シリコンを充填し乾燥後にコーキングを引っ張ってみると、
やはり付着性に差がありました。


もう一回、付着性テストをしてみたいなと思い
角バッカーで10㎜程度充填できるように作成。
 
 
付着性テストに使用したコーキングはブリードしているコーキング2種類と
ブリードを除去したコーキング2種類。これ4つとも同じコーキングなんですよ!(笑)
  
変成シリコンのブリード(汚染)はメーカーや年数・充填部分によっても異なりますが
高圧洗浄で洗っても綺麗に落ちない傾向にあります。
(塗料がのらないシリコーンシーラントのブリードは容易に落ちる傾向です)


実験は4種類のパターンで付着性テストを行います。
 
①汚れを除去無し→プライマー塗布→コーキング充填

②汚れを除去無し→プライマー無し→コーキング充填

③汚れ除去後→プライマー塗布→コーキング充填

④汚れ除去後→プライマー無し→コーキング充填

 
テストするコーキングは窯業系サイディングボードに使用する「変成シリコンNB-LM」です。
(NB=ブリードしにくいコーキング  LM=柔らかいコーキング)
上の段が付着性テスト用で下の段が弾力性を測るために作成。

下の段の右端に「弾性ウレタンパテ」も充填し変成シリコンとどれだけ差がある確認します。
変成シリコンと弾性ウレタンパテの弾力性は、指で押しただけでも分かりますが、
今回 弾力性を数値化するためにサンプルを作成しました。
 

コーキングと弾性ウレタンパテの硬化時間

コーキングの種類・メーカーによっても硬化時間は異なりますが、
付着性テストを行うコーキングとウレタンパテの2日後を確認しました。


まずは5㎜前後充填した弾性ウレタンパテを確認。
カタログには「乾燥が早い」と記載されていましたが、まだ中は硬化していませんでした。
上と下合わせて約3~4㎜程度、硬化していました。


次に幅5㎜ 厚さ4~5㎜前後充填したコーキング。
3月22日に充填して24日に確認しているので、
この時期でも、コーキングの硬化は24時間で約2~3㎜と再確認できました。


幅10㎜ 厚さ4~5㎜も同様に硬化していました。
弾性ウレタンパテの方が硬化が早いだろうと思っていましたが、
現場で使用してた変成シリコンの方が早かったです。


次は幅5㎜ 厚さ9~10㎜前後のコーキングを確認。
上っ面3~4㎜硬化していましたが、中はまだ硬化していませんでした。
 
 
幅10㎜ 9~10㎜充填のコーキングも同様
上っ面3~4㎜硬化してましたが、中はまだ硬化していませんでした。

 
コーキング充填から4日後に角バックアップ材を撤去しサンプル完成。
ここから1週間乾燥させてから、付着性テスト・硬度測定を行いました。

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