2017年/コーキングとコーキングの付着性テストと弾力性(硬度)


7日間 屋外で乾燥させバックアップ材を撤去。


コ―キングとコーキングの付着性テストに使用するコーキング材は
現場で撤去したコ―キング(約17年間暴露)と当店が現場で使用した変成シリコンNB-LMです。

コ―キングは厚みでも付着性が異なりますが、
今回の付着性テストに使用する現場で撤去したコーキングは6㎜前後。
新たに充填したコーキングはの厚みは8㎜前後です。


まずはコーキングを引っ張りやすくするためにボンドブレーカーを貼っているので、


ボンドブレーカーを撤去しコーキングを引っ張りやすくします。

コ―キングとコーキングの付着性テスト


①ブリードを除去せずコーキング充填。

結果
コーキングを引っ張ると容易に剥がれました。
おそらくブリード(汚れ)に付着を阻害されていると思われます。
 

②ブリードを除去せずプライマー塗布→コーキングを充填。

結果
コーキングを引っ張ると容易に剥がれました。
これもブリード(汚れ)に付着を阻害されていると思われます。
 

③ブリード除去後にコーキングを充填。

結果
①と②と比較にならないぐらい付着していました。
やはりブリード除去の有無で、かなり付着性が異なること分かりましたが、
新たに充填したコーキングの厚みが8㎜前後あるため、付着性も向上していると思われます。
(基本的にプライマーを塗布せずコーキングを充填すること無いと思います)


④ブリードを除去後にプライマー塗布→コーキング充填。

結果

こちらもかなり付着していました。
 ③も④も力任せに引っ張っても、剥がれませんでした。

コ―キングとコーキングの付着性テスト2017年04Ver 結果

今回、付着性テストを行いブリード(汚れ)を除去しない場合、
ブリード(汚れ)に付着を阻害されていることが誰が見ても分かる結果でした。
 
ただ現場でブリードされた上にコーキングを充填しても、
数年後 自然にコーキングが剥がれるか?と言うと
剥がれにくいと思います。(故意的にコーキングを引っ張らなければ)

でも、施工業者として少しでも付着を向上させたいと思うのが「常」ですので、
今後も付着性テストを行い同業者やシーリングメーカーなどに意見をお伺い
施工技術や知識を向上させ現場に生かしていきたいと思います。m(__)m

それと今回ひとつ失敗したことがあったので(コーキングの厚みを8㎜前後に設定)
次回は厚みを1~3㎜と3~5㎜前後充填し、また付着性テストを行ってみたいと思ってます。


付着性テストと硬度を計測した動画です。
画像をクリックして頂くと動画をご覧いただけます。

コ―キングや弾性ウレタンの硬度の差


コ―キング/シーリングの硬度(硬さ/柔らかさ)を現場で計測することはありませんが、
これぐらい硬くなったら打ち替え時期と言う指数を作ってみたいなと思い
安価な硬度計を購入し計測してみました。

硬度計はスタッドレスタイヤなどを測る「ショア Aタイプ」です。


現場で17年間屋外暴露されたコーキングを計測してみると「59」


これはコーキングではなく弾性ウレタンで「53」
劣化したコーキングと大して変わらない硬度でした。


7日前に厚さ約5㎜×幅約10㎜に充填したコーキングの硬度は「20~30」。
17年間暴露されたコーキングと比較すると、約2~3倍柔らかいです。


厚さ約9㎜×幅約10㎜の硬度も同じ「20~30」前後でした。

他にも厚さ約9㎜×幅約10㎜でも、大体同じような柔らかさでしたが、
コーキングは非常に柔らかいので、厚さが5㎜ぐらいだと計測する針が
下地に近くなり、数値が高くなってしまいますので、
押す力によっても数値が異なりました。

現場でコーキングの硬度計測は、これぐらいが限界かもしれません。

撤去したコーキングを引っ張ったり、押せばある程度の「硬度」は分かりますが、
どうしても一般の方に分かりやすく数値化したかったので、
今回、硬度計を購入し計測してみました。

硬度に関しても、今後も指標を作っていきたいと思います。m(__)m

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