ブログ

屋外暴露実験3年後(屋根塗料/色:サニーレッド系)

この記事の所要時間: 47

屋外暴露実験/約3年後

2014年6月から外壁塗料や屋根塗料など28種類の塗料の屋外暴露実験開始しました。

早いもので、今年で3年目を迎え俺はどっぷりアラフォー/42歳になりました。(T_T)
いま書いてて気づいたけど、この屋外暴露実験 娘(2歳)より年上だな(笑)
 

で、屋外暴露開始 2年目でチョーキングしている塗料もありましたが、
屋外暴露実験は、ここからが本番。
だって、ガイナ(GAINA)やフッ素樹脂塗料・無機塗料があるんですから。
  
今回は28種類の中の3種類を紹介したいと思います。

弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料VS弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料

この屋外暴露実験を行ったきっかけは
屋根用(トタンやカラーベストなど)の
弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料と弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料の耐候性の差が
何年ぐらいあるのかを知りたく、当初は6種類程度で行う予定でしたが、
せっかくやるならと28種類まで増えてしまいました(笑)

ま 普通に考えれば弱溶剤/油性の塗料は1液形より2液形の方が塗膜性能が上というのが
この業界の常識なので、(俺だけかな?)
当店は既存の塗膜の状態が悪くなければ、
弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料などをお勧めしています。
 
で、去年 ティッシュに水を付けて、すべての塗料(28種類)を拭き
チョーキングしているかを確認すると、サニーレッド系の色は多少「差」が出てきてました。

今年はもっと差が現れているだろうと拭いてみると、
そんなに極端には変わってませんでした。


まずは弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料。
 2年目も若干チョーキングしていたので、3年目も普通にチョーキングしています。
ただ、めちゃくちゃ光沢が落ちているかというと そうでもないので、
まだまだ塗膜としては頑張れます。が基材が腐食してきた。orz
(材は窯業系サイディングボードです)

でも、去年作成したアルミ板もあるので大丈夫!
と自分に言い聞かせてます。(>_<)


こっち弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料。
この塗料/塗膜も約2年目で若干チョーキングしていましたが、
上の弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料よりは少なかったです。
3年目の今年は、はっきりチョーキングしていると確認できました。


次も弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料。

この塗料/塗膜には、あまり期待していなかったんですけど、
 2年目でもチョーキングしてませんでした。ASさん。疑ってすいませんでしたm(__)m

3年目は若干といっても薄っすらチョーキングしている程度で
上の2つと比較すると耐候性には優れている塗料だと思います。

屋根用の塗料は耐候性に優れていればOKではなく
耐酸性などにも強い必要があり、紫外線に強いだけの塗料じゃダメなので、
フッ素や無機塗料で塗装すればOK!という問題でもないため、
塗料の選択って本当に難しいんです。

1液シリコン VS 2液シリコンの耐候性の「差」(色:サニーレッド系)

3種類のサニーレッド系の2~3年目の結果をみると
弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料は2年目でチョーキング。
弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料は2年目でチョーキングしている
塗料/塗膜もありましたが、弱溶剤1液形と比較すると弱溶剤2液形の方が良かったです。

2年目でチョーキングしていない弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料もあったので、
やっぱり「1液形」より「2液形」の方が耐候性に優れている。という結果でした。
 
どの塗膜もそうですが、
4年目でがっつりチョーキング&光沢低下などが起こる可能性もあるので
今後も耐候性・耐久性・光沢保持率・色褪せなど確認していきたいと思います。
  
そういえば、2年目の時は あまり気になりませんでしたけど、
3年目の今回 パッと見ただけでも、
弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料の方が色褪せが進んでいました。

ただ、弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料と比較しているので、
分かるのであって比較しなかったら、こんなもんか。で終わると思います。

最後に。
この結果は当店の屋外暴露の結果だけで
実暴露(現場塗装)となると、材や膜厚なども異なるため、当然結果も変わります。

それと勘違いされるのが嫌なので書いておきますが、
弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料が悪いと言っている訳じゃありません。
だって、弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料を塗装したからと言って
10年後 塗膜が消滅する訳じゃないし、逆に1液形の方が出荷量も多いはずなので。
 
弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料で4年間チョーキングしていなかったら
それはそれで驚きますけどね(笑)
  
少しでもチョーキングを遅らせたい場合は
1液形より2液形となりますが、
一概に2液形といっても塗料メーカーによっては
耐候性にも差があるので、ほんと塗料の選択は難しい。(^_^;)

3年経過しても、弱溶剤2液形フッ素樹脂塗料・弱溶剤2液形無機塗料は
チョーキングしていないので、アクリルシリコン樹脂塗料(1液/2液)よりは
耐候性に優れているようです。って、当たり前だろう!とツッコミがきそうですが、
弱溶剤1液形に劣る弱溶剤2液形もあったので、
いままでの常識が覆ることも普通にあるだろうと思う俺はひねくれているのかな(笑)

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

2017年8月
« 7月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近の記事

アーカイブ

最近のコメント

    最近の動画

    youtube 屋根塗装 診断調査

    アクセスカウンター

    • 8977総訪問者数:
    • 86昨日の訪問者数:
    • 48今日の訪問者数:
    • 67現在の記事:

    今日の作業内容

    今日の作業内容

    できるだけ毎日作業内容を更新していきます!

    最終更新日 2017年7月20日

    宮城県東松島市 HK様邸 外壁/屋根塗装工事

    プライベートブログ

    プライベートブログ
    プライベートブログ記事

    昨日 日本ペイントのクリスタコート塗布&1液形塗料を2液形塗料へ進化させてみました

    以前から、日本ペイントのクリスタコートは気
    になっていたんですが、8kgで3~4万円以上
    する高価なコーティング剤なので購入を見送

    2017年 アクリルシリコン樹脂塗料VSフッ素樹脂塗料 雨筋試験

    4月に雨筋が付きにくいアクリルシリコン樹脂
    塗料です!と塗料販売店?塗料メーカーの
    方から、塗料サンプルを頂きました。〇さま 

    東松島市 外壁/屋根塗装工事 もうちょいで完了!

    3月9日から開始した外壁塗装/屋根塗装が、
    もうちょいで完了です。残すはベランダの床
    (FRP)の上塗りと雪止め設置と足場解体のみ

    コーキングと塗料の付着性テスト作成
    現場でコーキングを撤去しながら、17年経過した
    コーキングと塗料の付着性テストをしてみたいなと
    思ってましたが、なかなか時間が無く作成することが

    コーキングとコーキングの付着性テスト作成
    先日、めちゃくちゃ簡易的なコーキングとコーキングの付着性テストを行うと、やっぱり〇先生の言う通り!という結果でした。あ・別に疑ってた訳じゃな

    もうすぐ2年生
    おだずもっこの息子。
    もうそろそろ、黄色い帽子も卒業だな。

    仙台城&八木山動物園
    宮城県の武将と言ったら、独眼竜 伊達政宗ですよねぇ~。嘘か本当か分かりませんが、石巻市の日和山


    昨日、買い物があったので家族でイオン石巻へ。娘はイルミネーションを見ると「あぅ!あぅ!あぅ!」

    ページ上部へ戻る